ついに美浦に入厩、フィルメーザ

一口馬主

北海道競馬にセレクトセールは無事に行われる見通しで、競馬ファンに嬉しい一言。ちなみに、セレクトセールに出展される兄弟はこの前後は活躍するとジンクスが有るので、競馬予想に役立てたいと思いますが、当たればの話ですがね(笑)

ついに美浦に入厩、フィルメーザ

今週は遂にダービー。来週からは2歳新馬戦と競馬界では一つの節目の時期になります。我が愛馬も着実に力を付けながら、デビュー戦に向けて調教の日々です。広尾サラブレッド倶楽部より愛馬がゲート試験の為に、コスモライセンス2018が入厩したとの一報が、おっとその前に名前が決まったのを述べてなかったですね。

競走馬名は「フィルメーザ : Firmeza」に正式決定。ポルトガル語で“揺るぎない”の意。名牝として確固たる地位を築いてほしいとの願いが込められています

競馬の命名には良く通例でお母さんやお父さんの名前から拝借しますが、フィルメーザって名前良いですね。最近のブームがフランス語から馬名選びをしますが、ポルトガル語とは素晴らしい!総選挙で決めたとは言え、出資者が期待を込めての命名でしょうね!

さてと、フィルメーザちゃんですが北海道の育成牧場「エクワインレーシング」で、おもに週2回、坂路にて15-15程度を乗り込まれています。馬体重462kg(3/16測定)
「水曜と木曜はウォーキングマシンのみで体力を蓄え、普段は普通キャンターを1~2本、火曜と土曜には15-15で登坂するなど、牝馬の最も進んだ組で乗り込めていますよ。スイッチが入りやすく、それでいて乗ると素直なタイプ。競走馬向きといえるでしょう。順調にパワーを付けつつある状況です」

その後も順調にエクワインレーシング内で調教は進み、おもに週2回坂路にて15-15を切る時計で乗り込まれています。馬体重467kg(4/15測定)
「背腰に疲れを溜めないよう、乗る日は速めをしっかりと乗り、それ以外の日はトレッドミルでケアを中心に。順調に体力が付きつつありますし、調教を積んでいく中でも肋(あばら)が浮くことなく、体つきに余裕があり、ふっくらとコンディション良く見せていますよ」

4月21日はエクワインレーシングを出発。美浦トレセン近郊の岩城ステーブルに向かっています。岩城ステーブルではおもに角馬場での準備運動後、周回コースにてハロン17~18秒ペースのキャンター2000mを乗られています。
「環境の変化にもすぐに慣れてくれましたし、牝馬にしては飼葉喰いも悪くなく、操縦性の良い馬ですよ。ゲートについては、ひとまず駐立まで問題なし。扶助に対しての受け入れも素直ですので、発進もほどなく身に付いてくるものと思われます。背腰に疲れを溜めないよう、入念に乗り込んでいきたいですね」(岩城代表)と頼もしいコメント。

5月15日に美浦トレセンに入厩しています。
「無事に厩舎にやってきました。まずはゲート試験合格を目指して進めていきましょう」(小手川調教師)
5月21日のコメントによると、おもに坂路にて普通キャンターを1本、ゲート練習を進めています。
「枠入りの際に少々我の強いところを見せましたが、発進などに問題はなく、一度納得してしまえば大丈夫。最初でもありますので、ここはきちんと教えてあげたいですね。よって明日もう一日練習を行い、来週のゲート試験に臨めればと思います。入厩当日にやや敏感なところを見せたぐらいで、翌日にはみんなと一緒に森林馬道に行き、集団調教にも溶け込んでくれました。今はまだゲート中心のため、そこまでやっていませんが、速めもやろうと思えばできそうな感じ。飼葉もちゃんと食べてくれています」(小手川調教師)

何でしょう、順調すぎて怖い感じです。
ゲート試験が無事に合格になれば、そのまま在厩でデビュー戦に向けて調教をするのか、それと一旦育成牧場に戻るのか、今後もフィルメーザちゃんには目が離せないです。