ありがとう、ストームハートちゃん!!

一口馬主

災はいきなり起こるもので、まさかパソコンが故障すると一大事!!
簡単に言えば、Windowsが立ち上がらずに右往左往する始末で、ブログの更新もままならずで、去年の出来事も書くことは有りますが、これから順次更新していきたいと思います。

ありがとう、ストームハートちゃん!!

出逢いがあれば、別れも訪れる!成績不振にあえぐストームハートちゃんは遂に引退決定のお知らせが飛び込んできた。正直な話驚くはしないが、この子は周りに振り回されて自分の力が発揮せずに終わったかな、と思うと不憫でならないです。大本営からの発表は以下の通りです。ラストランから振り返って見たいと思います。

1月28日(木)名古屋 ミネルヴァ賞(ダ1400m)に選出されましたので、交流戦も視野に入れて調整を進めていくも、1月24日(日)小倉3R 1勝クラス(ダ1000m)に団野大成騎手で出走。互角のスタートから促されつつ3~4番手に付けて行くも、直線残り200mを切って徐々に後退。結果12着での入線となっています。
「勝つか負けるかの勝負と言われてハナを切るくらいのつもりで臨みましたが、1000mのこの距離だとちょっとスピードが足りないようにも感じました」(団野騎手)
「稽古の感触や状態も良く、期待していたのですが、スタートして2番手が取れなかったのが全て。小細工なしの1000mの競馬に対応できるスピードまでは持ち合わせていないと判断せざるを得ない状況になってきました。1200や1400mであれば前に行けるのですが、そこだと最後で止まってしまいますから…」(野中調教師)
◆前が残りやすい不良馬場でもありますし、ゲートの出の速さを活かして粘り込みたいところでしたが、さすがに1000m戦ともなると周りの行き脚が速く、楽な競馬はさせてもらえませんでした。なお、「やれることはやってきた中でのこの現状。正直ちょっと厳しくなってきたようにも思います」と調教師。改めて意見交換を行ったうえで、今後の方向性を定めていきたいと考えます。(HTC)

騎手のコメント通りに単騎で逃げれないと、勝負になれないストームハートちゃん。やはり地方競馬交流戦に出走した方が良かったように思えますし、牝馬限定レースを選ぶのも良かったかと。それ以上に調教師のレース選びが下手だなと思えます。レース後は、今後の身の振り方の相談コメントに突入です。

本日、トレセン近郊の島上牧場へ移動。今後の方向性につきまして、調教師と慎重に協議を行いました結果、心情的には大変苦しい決断を迫られましたが、現時点での現役引退が適切であるとの見解で合意に至り、近日中に競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
野中調教師のコメント「調教ではいい動きを見せてくれていましたので、何とかしたい一心でさまざまな条件や馬具などを試してきましたが、残念なことに競馬に結び付いてくれませんでした。明けて5歳、血統の良い牝馬であることを考え合わせますと、今度は母として頑張ってもらい、良い仔を産んでもらいたいと思います。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」

まあ、掲示板に入れない時点で引退の二文字は決定的だったのでしょう。地方競馬での快進撃が嘘のような、中央競馬での尻窄みの惨敗に我が目を疑いたくなります。調教での走破タイムは良いのに、レースに出走すると惨敗とは。野中調教師の一貫した戦略がないまま、色んな条件で試したのが災いになったのではと思いますし、出走して直ぐに放牧では馬も環境の変化に付いていけずに、尚且つ調教自体もままならない状況だったと思えます、

そう言う意味では、今までの経緯を辿ってみても、ストームハートちゃんは人災で色々と苦労した競走馬に思えます。結果が伴わないのも無理もないでしょう。今後は繁殖牝馬として、多くの仔がターフで走る姿を見れたと思います。ストームハートちゃん、お疲れ様でした。