2021年度シルクホースクラブ募集、迷い迷って出資馬決定

一口馬主

木村哲也調教師の暴行裁判で判決が下り、それによって、日本競馬協会も判決を受けて、木村氏に対して調教停止の処分を下した。この処置は行政処分の流れを汲むので、弁明の機会は与えられるが、もしかしたらこのまま廃業の流れになる可能性は大で、そうするとノーザンファームのお気に入り調教師だけに預託馬の転厩先が気になるところで有ります。

2021年度シルクホースクラブ募集、迷い迷って出資馬決定

色々と悩みに悩んだのですが、今回のシルクホースクラブ2021年度の出資は以下の通りに決定しました。

オーシャンビーナスの20(牡)抽優馬

父 ヘニーヒューズ 母父 リンカーン
厩舎 栗東 西村真幸
体高159  菅囲21.8  胸囲183  体重477

8月2日現時点で新規申し込み口数390(内、抽優77)
8月5日現時点で新規申し込み口数739(内、抽優142)

今年の募集場の中では1頭しかいないヘニーヒューズ産駒。如何にもダート向きの力強く黄金色に輝く筋肉ムキムキの馬体に好印象。本来ならダービーを狙える馬を選びたかったのですが、オーシャンビーナスの20の動画を観て、抽選優先権での申し込みをしました。母系もトーセンジョーダン、カンパニーの血筋に当たるクラフテイワイフ系で、パワーが有りそうな配合で、管囲の数値なども大きく、重量級の馬体に成長しそうです。母父がリンカーンが渋いです(笑)。近藤英子の申し子的な血統です。

西村真幸調教師も今年重賞3勝してる若手期待の調教師で、先生の元に良い馬が居れば、出資したいと思っており、以前に北海道で出走後、栗東に戻したらまだ元気なので、小倉で出走させると言うガンガン使う系調教師のイメージが有ります。個人的には調教師としての不安要素は今のところないです。

競走馬、調教師に2500万の価格と3要素とも不安材料が無いです。後の問題は8月5日現在で抽優枠が150口未満。これ以上増えずに何とかして抽選優先権で獲得が出来ればと思います。オーシャンビーナスの20にはダート界で怪我もなく、息永く活躍できれば思います。

ブレッシングテレサの20(牝)一般馬

父 ルーラーシップ 母父 マンハッタンカフェ
厩舎 栗東 奥村豊
体高150  菅囲19.4  胸囲170  体重421
手術歴 右肘関節関節炎により関節洗浄(2020/10/25)

8月2日現時点で新規申し込み口数266(内、抽優38)
8月5日現時点で新規申し込み口数514(内、抽優72)

正直な話、色々と迷いに迷って選んだ一頭。

オーシャンビーナスの20が獲得できなかった場合を想定して抑えの一頭を選んだのが、ブレッシングテレサの20。

父はG13連続3着の名誉を持つルーラーシップ。種牡馬入りすると、非サンデーサイレンス系として人気を博してます。種牡馬成績はちょっとした1発屋が多い傾向だと思います(個人的な見解)。母父は、後世の「テロ馬券」と呼ばれる有馬記念の優勝馬券、マンハッタンカフェです。キングマンボ系とのクロスは相性が良いのではと密かに心に思いつつ、出資を決めたのです。

しかし、ブレッシングテレサの20は関節炎の手術歴が有ります。意外と票が伸びない原因はこの辺りでしょうか。抽選優先権を行使すれば、100%獲得できるのですが、一般で申し込みをすれば、当確の票読みは50~70%の確率(個人的な見解)。

調教師は、開業6年目になる奥村豊調教師です。牝馬での重賞成績は、シルクではお馴染みのディアンドルで2勝です。牝馬で重賞を勝ってるので、個人の牝馬出資縛りもクリアしてます。後はブレッシングテレサの20も票読みで当確が出るかだけの問題です。

2021年シルクホースクラブ争奪戦の総括

今回の抽選会で、一番注目してた矢作厩舎のウェイクミーアップの20ですが、手術歴が有りにも拘わらず、8月2日の票が総数500越え、8月5日の総数900越えで抽選優先権も200票を越えたので、最終的には総数は1100の抽選優先権は400辺りになるでは無いでしょうか。この状況では、実績の無い私が申し込んでも撃沈の可能性大の為、回避しました。尚、プチノワールの20、トレジャーテイストの20も同じ票の流れで抽選優先権が死に票の可能性大で回避です。皆さん、狙ってる競走馬は同じなんですね(笑)

最後に悩みに悩んだのが、ヴァフラームの20です。

日本競馬界で、トップクラスの調教師として君臨する清水調教師と、ヴァフラームの母系を辿れば、今年の皐月賞を制したエフフォーリア、宝塚記念·ジャパンカップの優勝馬アドマイヤムーンの流れを汲みます。まさに大物が輩出されても当然の血統。

ただ、ヴァフラームの20は体格が小さくて、スパルタ教育で有名な清水調教師の元ではパンク(怪我)する懸念と、ドゥラメンテ産駒では初年度産駒の成績を鑑みれば、出資金額が高めの設定だった為か、抽選優先権が口数が少なく、全体的に敬遠される動きです。私も申し込めば100%当確なので、迷いに迷いましたが、今回は見送りました。後で、後悔しないと良いのですが(涙)

全体的にモーリス、ドゥラメンテ産駒は8月2日時点では、申込が少なく低評価でした。G1を制した競走馬や重賞馬が多数輩出してない初年度産駒の現状だと、価格帯が強めの設定だと嫌煙されたのでしょう。逆に新御三家と呼ばれる、ロードカナロア、キズナ、エピファネイアは2、3年前の価格帯が恋しいほど、人気ともに急上昇です。尚、今回は牡馬1000万円台の募集は0でした。例年ですと一頭くらいは居るのですが、シルブロンやジャズブルースの活躍から、今回から価格設定を上げたのでしょう。安い馬に出資すると言う戦略では、今回の抽選会では厳しい現状でした。価格帯が安目な牝馬に関しても有力馬が居るのですが、抽選優先権を行使してまで欲しいかと考えると迷います。実績はない私にとっては坊主(出資場0)だけは避けたい気持ちも有りますし、かと言ってハズレは引きたくない。皆さん、そんな気持ちで出資馬を選定してるのでしょうか。

とりあえず、賽は投げられたので、

当たるも八卦当たらぬも八卦、まさに神のみぞ知る領域で、ただただ祈るのみです!!