PT TORINO『2Bシングルウールモヘアブレザー』購入レポート

インポート,ジャケット

昨年の秋冬物の掘り出し物を色々と狙ってるのですが、あっという間に売りきれになる。モノによっては60%オフなので、欲しいモノも結構あるが買い過ぎると支払いがキツいので、慎重に吟味したい!

PT TORINO『2Bシングルウールモヘアブレザー』購入レポート

PT TORINO(ピーティートリノ)とは。

PT TORINO(ピーティートリノ)は、2008年にイタリアのトリノで「メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツ」というコンセプトの下、パンツ専業メーカーとして誕生しました。PT TORINO(ピーティートリノ)はそれまでクラシック一辺倒だったドレスパンツの世界に、幅広いデザインソースから取り入れた多彩なバリエーションを揃えました。各モデルにテーマを設定し、独自のデザインでその世界観を演出し、パンツの可能性を広げる多様性にくわえ、そこには美しいヒップラインとともに脚長効果も備えた完璧なシルエットが構築され、現代な魅力を存分に伝えます。

PTのブランドネームは"PANTALONI TORINO “(トリノのパンツ)に由来し、創業地であるトリノへのトリビュートとともに、PT TORINOにはナンバー1を目指す強い意志が込められています。2022年からスタートしたウェアのコレクションも好評をいただき、“パンツ専業メーカー”からトータルファッションを提案するブランドに進化を遂げているPT TORINOです。

モード回帰か、アンコンジャケットへの反逆か。

以前より購入を検討してたブラックジャケット。色んなサイトやショップを巡りましたが、お気に入りのジャケットが見つからず。そんな中で、新宿伊勢丹で開催されたPT TORINOの展示会で、見つけたブラックブレザー。

生地も丈夫そうで、ブレザー特有の金ボタンでなく、金縁の黒ボタンだったのが個性的です。私の心に、とてもインパクトが残ったので、伊勢丹に後日訪れたら、展示会のみの扱いで、伊勢丹としては取り扱いがないと判明。ショックで膝から崩れ落ちました。その後、BUYMAのサイトで、同じブレザーを見掛けたので購入しました。その時の体験談は下の記事に書いてます。併せて読んで頂けるとと嬉しいです。

PT TORINOのディレクター、ドメニコ氏のセンスが存分に発揮されたウェアは、カラーはブラックで、ゴージラインを低く設定しており、モードな雰囲気を醸し出してます。

ボタンはゴールドの台座にオニキスのようなブラックカラーの素材をあしらいと随所にタキシード、フォーマルシーンを思わせるようなディテールを加えて、エレガントなスタイリング、パーティーシーンなどに映えそうなテーラードジャケットの活躍するシーンは多彩でしょう。

素材はウール×モヘア。シャリ感のある生地でハリコシがあり、モヘアの特徴でもある吸湿性の高さで湿度が高い時期もよれにくく、シワになりにくいのが特徴です。春秋冬とスリーシーズンで活躍できます。

一方で、イタリアジャケット言えば、複素材を一切排したアンコンジャケットが主流ですが、当ジャケットは、肩にパッドの入れる事で、肩のラインを構築的なシルエットし、裏地は手書き風のドットをプリントした生地を使用しており、この辺りにPT TORINOの遊び心が感じられ、流行りのアンコンジャケットよりインパクトが大きく、購入しようと思った原動力でもあります。

ただ、後日に書きますが、肩幅のサイズに合わせてジャケットを購入したのですが、全体的に大きかったです。リフォーム屋でサイズダウンを試みようと思う次第です。

コーディネートはドレッシーにまとめても良いですが、流行りのブラックデニムにブーツなど、あえて崩すような着こなしにもハマって面白いと思います。興味のある方は、購入を検討されてみては如何でしょうか。一生モノのジャケットになることは折り紙付きです。