憧れのROTAホワイトチノパンツ！しかし、、、
春夏モノのセールで最後の紹介になりますが、もう季節は１０月の終わり頃。買い物をしてると色々と失敗談は有りますが、今回はそんな体験です。
何時になく辛口批評なので、不快に思われる方が居たらそのままスルーしてください(笑)
憧れのROTAホワイトチノパンツ！しかし、、、
ビームスの某店舗に伺った際に、偶々見かけたパンツが『ROTA(ロータ)』のホワイトチノパンでした。
『ROTA』(ロータ)って？
１９６２年イタリアのパルマでアンぺリオ・ロータ氏が創業したパンツ専業ブランド。クラシコ・イタリア協会に加盟している唯一のパンツファクトリーで『ROTA』。屈指の技術にクオリティーの高さは折り紙付きで数々の有名ブランドのOEM(パンツ製造)を請け負っている。ボタン箇所は全てナット（タグア椰子の実を加工した高級ボタン）、パンツ裾の補強布など、クオリティの高いアイテムを提供している。まさに、イタリアパンツ業界の至高的存在で、日本を代表する、今最もラグジュアリーなセレクトショップとして有名なTIE YOUR TIE (タイユアタイ)・和光が別注していることで有名なロータは、パンツ専業ブランドの中でも最高峰に位置するブランド。
ロータの特徴は手縫いを用いた製法と、クラシックでありながらも現代に沿った美しさを持つシルエット。 カジュアルラインであるROTASPORT ロータスポートは細すぎず太すぎない絶妙なラインと、スラックス的な股上が非常にバランス良く、大人のジャケパンに最適です。しかも値段もお手頃で、コストパフォーマンスに優れています。とても良心的なブランドです。
そんな素晴らしい仕事をされてるイタリアパンツメーカーで、お値段も素晴らしい値段。ＩＮＣＯＴＥＸやＰＴ０１とは、正に一線を画すパンツです。
まさに憧れのパンツで、一度は穿いてみたいと思い憧れるのですが、何度も言いますが、お高いハイブランドなパンツです。思わず欲しくて試着したのですが、そこで接客してくれたのが、某先輩と呼ばれる方でしたｗ
最初は当たり障りのない会話で股下に採寸をして頂いたのですが、パンツの裾の仕上げを聞かれてから、雲行きが怪しくなりました。その方は「自分はいつもダブル幅が４，７センチなので、４，７にしましょう」の言葉を聞いて、一瞬この人は何を言ってるのだろうと頭がトンボが飛びました(笑)
ダブル幅って、着る人の体型でよって幅が変わってくるのではないの？某先輩は小柄の大型体型ですから、ダブル幅は５から４，５くらいが良いでしょう。しかし、こちらは長身の細身ですから、４，５から４くらいのダブル幅が良と思えます。心のなかで「この人って、自分を中心で服を進める人なの」と思わず思ったのですが、日記で書くネタも出来るし、それに何と言っても憧れのROTAのパンツ！！
まさに憧れのロータで心は一色状態でしたが、その次に股下の寸法で意見が分かれるのです。実寸が７４，５センチなのですが、こちらは７５センチで仕上げて欲しいと言ってるのに、何を聞いてるのか？７５，５センチで仕上げましょう！！
レジェンド(ここが重要！)モードが炸裂！！(涙)
ここまで来ると、案内というよりも自分の着こなしを相手に押し付ける感じで不快に感じますね。他にも買いたいモノが有ったのですが、そうそうに切り上げて帰るのです！！
そして、仕上がったパンツを穿くのですが、世界最高のパンツも裾上げで失敗すれば、まさに台無しって感じですね。
服は気に入らなければ、ゴミ以下です。それが世界最高のパンツメーカーの作品でも、何故なら！！
『隅々のディテールに、神が宿る』
最高の服の条件です。そんなこんなで買ってから一度も穿くこと無く、買った紙袋から出すこともなく放置モードで置きっぱなしでしたので、日記に書く事も忘れました。
紳士ファション大市を書く為に、最後の２０１７ＳＳを書き上げた次第です。
教訓としては、
いくら欲しくても妥協をしたら、ゴミ箱行き！！
今回は辛口批評になった感じですが、ROTAはとても良いパンツですよ。興味の有る方は一度手にとって見ては如何でしょうか？