不利を受けるも力及ばず、メリディアン

一口馬主

第129回プリンスオブウェールズステークス(芝1990メートル)が15日、イギリス・アスコット競馬場で行われ、アイルランドのステートオブレストが逃げ切って優勝。米、豪、仏に続く4か国目のG1制覇を成し遂げた。日本から参戦したシャフリヤール(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)は直線伸びを欠いて、海外G1連勝を成し遂げずに4着で終わった。同馬が凱旋門賞に出走するかは未定です。

不利を受けるも力及ばず、メリディアン

メリディアンちゃんは、6月11日(土)牝馬限定ダート1800mで松山騎手で出走。スタート直後不利を受けると、行き足が付かずに後方待機のまま。最後直線を向かえるも見せ場を作れずに10着でした。大本営(ロードサラブレッドオーナーズ)から発表は以下の通りです。

坂口調教師のコメント(2022年6月11日)「スローの道中を3番の後ろでずっと動けず、序盤の位置取りが悪かったのが全て。スムーズに3列目ぐらいに付けられれば、また結果は違ったはず・・・とジョッキーも同様の見解を述べています。勝負所でスッと内を突き、一瞬は伸びても不向きな上がり勝負の展開。ラストは力尽きてしまいました。基本的には混み合わない条件。続けて使いたいです」

スタート直後の不利を受けると言うも、先手を取れなければ全然意味が無いですね、松山騎手にはその辺を注意して騎乗してもらいたかったが、水の泡ですね。今のメリディアンちゃんには、2勝クラスだと、掲示板に載ることも難しいのが現状ですね。そもそもダート1800mの持ち時計が、勝ち馬と3秒も遅れてる現状では、小頭数のレース以外では、勝ち負けは難しいでしょう。スタート直後に不利を受けたとは言え、その後は後方待機で足を溜めてる折、しかも直線では外を回さずに、インコースから走ってるにも拘らず、全然伸びてこないのでは、非力としか言いようがないです。調教も坂路調教に切り替えて、もう少しパワーアップに励むか、気分を変える一貫で芝に挑戦するのも良いかもしれないと、個人的には思います。

メリディアンちゃんは、レース後は馬体に異常は認められませんので、6月15日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して7月17日(日)小倉・対馬特別・牝馬限定・ダート1700mへ向けて態勢を整える予定です。大本営から発表は以下の通りです。

坂口調教師のコメント(2022年6月15日)「レース後も特にトラブルは無し。一通りのチェックを済ませた上で、6月15日(水)にグリーンウッドトレーニングへ移しました。スムーズな回復が叶うようであれば、2週間程度で手元へ戻すつもり。牝馬限定のダート1700m戦を本線に次走を考えましょう」

馬房調整でグリーンウッドトレーニング移動するメリディアンちゃん。レース後はダメージは殆んど無いみたいです。メリディアンちゃんは、去年札幌に遠征した時は故障したので、今回は小倉競馬場なのでしょうか。距離が100m短縮になるので、これがメリディアンちゃんにプラスに働いて貰いたいと思いますが、右回りは不得手メリディアンちゃん。とりあえず、夏競馬は怪我なく、小倉競馬場のターフで勇姿を見せて欲しいです。