メリディアンデビュー戦、惜しくも2着!!

一口馬主

今回、出資馬全頭が無事にデビュー戦を迎えてひと安心です。デビュー前に怪我などの長期休養の場合は早い段階で競走馬登録を抹消するケースも見られたので、何事もなくレースを終えて、無事に厩舎に戻ってきた愛馬に感謝の気持ちで一杯です。個人的には全頭が未勝利戦を脱出することが目標ですが、その前にまずは1勝。勝利の美酒を味わいたです。

メリディアンデビュー戦、惜しくも2着!!

まず初めに、メリディアンちゃんのレース後、大本営からの発表!!

2020.01.20
メリディアンは、1月19日(日)中山6R・3歳新馬・芝1600mに石川裕紀人騎手54kgで出走。16頭立て10番人気で8枠16番からスローペースの道中を5、9、7、5番手と進み、直線では外を通って0秒6差の2着でした。馬場は稍重。タイム1分37秒9、上がり35秒2。馬体重は422kgでした。
◯石川騎手のコメント◯
「口向きが不安定で道中はかなり左にモタれており、ずっと引っ張りながら矯正を掛けていました。そのような状況でも十分な頑張り。一般的には中山のマイルでこの枠はロスが大きく厳しいものの、内が荒れて消耗し易い今日は却って良かったのかも知れません。厩舎の方から聞いていた通り、一瞬の切れと言うよりは長く脚を使うタイプ。2000mぐらいまで延びても対応できそうですし、外に壁を作れればもう少しスムーズに走れると思います」

新馬戦抽選漏れでデビュー戦が延期になってたメリディアンちゃんが、遂にデビュー戦を迎えました。何故か関西馬なのに関東までの遠征した理由は、同厩舎5・8億円のデビュー戦とぶつかる為と噂されて、中山競馬場でデビュー戦となりました。メリディアンちゃんにとっては調教の段階で稍重は不向きと調教師から駄目出しされてたので、前日降った雪の影響で馬場のコンディションも気になる所。しかも、馬体重も増えてると思いきや、422kgって関西入厩よりもマイナスって遠征で馬体重も減ってしまい、果たしてデビュー戦はどうなのと不安で一杯でした。

メリディアンちゃんは、今思うと何かと心配でした。千葉のケイアイファームで疝痛の疑いで美浦トレセンへと緊急入院。腸捻転等の疑いかと思えば、便秘による疝痛と判明。おかげで調整に時間を費やし、他の愛馬に比べて入厩が12月になり時間を費やしました。今回も馬体重が去年の春先まで落ち込んでおり明らかに調子が良いとは思えず、こちらの不安を反映した16頭中10番人気。しかも8枠16番とレースを行う上では不利な枠順です。

実際レースが始まると、メリディアンちゃんはずっと外々走る姿を見て大丈夫かなと思い、しかも鞍上の石川騎手はまだ3コーナー付近でしきりに鞭を打つ姿を見てると、ますます不安にかられ、4コーナーで見せ場を作るために気合を入れてるだけかとメリディアンちゃんが可哀想に思える始末。しかし、大外を回っての4コーナーに入ったメリディアンちゃんは一気に先頭に迫る勢いを見せての2着。今までの我が愛馬の中では内容の濃く、今までの不安を払拭する2着で先が膨らむデビュー戦でした。

メリディアンの今後、、、!!

メリディアンちゃんのデビュー戦を終えての大本営からの発表!!

2020.01.22
メリディアンは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
◯友道調教師のコメント◯
「色々と厳しい条件が重なったものの、思っていた以上に頑張ってくれました。外へ行く面は普段から見られた部分。そこは修正が必要でしょう。見た目には大きなダメージも無さそう。騎乗再開後の様子に応じて、新たな目標を検討したいです」

メリディアンちゃんのレース後は、特に異常もなく次のレースを目指すべく調教を再開する予定ですが、かなり減った馬体重も気になるところです。ただロードカナロア自身は4歳から活躍し始めた競走馬だけに、メリディアンちゃんも晩成型かもしれないのです。また石川騎手もコメントで話してましたが、左にモタれる癖があるみたいで左回りの東京、中京競馬場でのレースも思案に入れるのではないかと思います。未勝利戦の優先出走権も手に入れたので、次回のレースも期待に胸が膨れます。

これで出資馬4頭無事にデビュー戦を迎えて、怪我もなくただただ何よりの一言。今後はどの馬が1勝をもたらしてくれるのか温かい目で見守っていきたいと思います。そして、新たな出資馬の参考資料にもなれればと思います。