ミシュラン獲得の焼き鳥、虎ノ門『バードランド』

港区,食べ歩き

先日訪れた虎ノ門横丁は楽しかったです。個性の有るジャンルの飲食店が狭い軒先で多くのお客さんが引き締めあってる光景を見てると、活気が有って良いなっと思い、また訪れてみたくなります。やはり人気スポットは訪れたお客さんにまた来ようと思わせる演出をどの様に行い、印象付けかが重要なファクターなのでしょう。

ミシュラン獲得の焼き鳥、虎ノ門『バードランド』

ビストロ「Äta」を後にした私達一行が、次に訪れたのが焼鳥屋「バードランド 虎ノ門」。ミシュランにおいて焼鳥部門で、日本初の星を獲得した「バードランド」銀座・丸の内店は予約がいっぱいで、入店が難しいと有名な焼き鳥店です。今回、そんな有名焼き鳥店が虎ノ門横丁に出店したので、ハシゴ2軒目に訪れたのです。

「バードランド」は都内には銀座、丸の内に店舗を構える予約の取れない名店で、しまった肉質と弾力がたまらない奥久慈軍鶏(しゃも)を使用した焼き鳥が揃ってるとの事、奥久慈軍鶏(しゃも)は茨城県北西部の奥久慈地方で育てられている地鶏です。緑ゆたかな山里で広々とした鶏舎と運動場でのびのびと育てられています。
特注のカロリーをおさえた飼料と青菜を食べながら、オスは約125日、メスは約155日まで育ちます。 軍鶏(しゃも)が雄の親鶏、名古屋コーチンとロードアイランドレッドをかけ合わせたのが雌の親鶏です。この親鶏の繁殖は、茨城県の養鶏研究所が行い、その親鶏を奥久慈しゃも生産組合が飼って卵を産ませて、そのひよこを農家が育てます。そして奥久慈しゃも生産組合が育った鶏の販売と、農家への指導・飼料の供給をしてる地域ブランド軍鶏です。

奥久慈軍鶏は初めて聞きましたが、専門の研究所を繁殖されて育てられるとは高級な軍鶏なのでしょう。どんな焼き鳥に仕上がるのかと期待で胸が膨らみます。

日本酒

ハイボール

長居する気は無いため、簡単に食べたいものをチョイスしツクネ、軍鶏の山椒や焼きとちょっと気になったキャベツのトリュフ塩を注文。それまでの間、ハイボールと日本酒を飲みながら雑談すること5分ほど、先ずテーブルの上に登場したのが、ツクネ。卵の黄身を泡立てこんがりと焼き上がったツクネにそっとかけた一品です。「これインスタ映えするな」と心に呟きながら、写真を1枚。では、頂きますと口に頬張るのですが、、、。

パサパサした食感と塩分が足りないのか、思ったほど美味しくなかったです。添えられた黄身と一緒に食べても、感想は同じで黄身はただの演出なのかと思う次第でした。次に出てきた軍鶏の山椒焼きも同じで、パサパサして鶏のジューシーな食感がなく、脂身が感じないパサパサした歯応えでした。

唯一、美味しかったのがキャベツのトリュフ塩です。塩分が足りなかったのでしょうか?それとも、ビストロ「Äta」の渚のアフタヌーンティーを食べたせいで、口の中が塩分を欲したのせいでしょうか?それにしても焼き鳥屋に訪れて、キャベツが美味しいとは問題かな。今度は一軒目でコース料理を注文して、検証したいのですが、ツレはまた暖簾をくぐる気が無いので、当分先になると思われます。

ツクネ

キャベツのトリュフ塩

軍鶏の山椒焼き