決戦は日曜日、シルブロン、目黒記念に出走
遂に日本ダービーが施行される当日、東京競馬場の最終レースは、伝統と格式のある『目黒記念』が施行される。愛馬のシルブロンくんは遂に同レースに出走する。東京競馬場では無双のトニービーンの血を受け継ぐシルブロンくんへの期待は高まっていく。最終追い切り後のコメントが届いた。
稲垣幸雄調教師(2025年5月28日)「28日に坂路コースで追い切りを行いました。単走の形を採り、全体で53.6秒のラスト1ハロンは12.1秒というタイムをマークしています。先週の段階でしっかりと負荷を掛けられていたため、今日は走りのバランスの確認と、最後まで気を抜かないようにという点を意識して追い切りました。最後の1ハロンくらいをしっかりと追うと反応出来ていましたし、動きも良かったと思います。この中間は右前蹄の状態を見ながらの調整となりましたが、ここまで無事に進めることが出来て良かったですし、良い形で仕上げられたと思います。前走は-26kgの490kgでレースを迎えましたが、現時点では500kgをやや上回るくらいの体重で調整が進められています。前回も美浦を出発する前は同じくらいあったものの、輸送と現地に着いてから飼い葉食いが落ちてしまった分で減ってしまったと考えており、東京競馬場でのレースとなる今回は500kg前後での出走を見込んでいます。また、前走はヨーイドンの形になって展開的にも向かず、直線も内を突くしかなくて最後に馬場の悪い所を通るしかなかったのが痛かったです。それでも、内から伸びかけた際の雰囲気は良く、内容的には勝ち馬にもそれ程負けていなかったと思っています。恐らくアドマイヤテラは今回も人気になるのではないかと思いますが、こちらにもチャンスがあると思っていますし、敗れてしまったダイヤモンドステークスの3,400mよりも今回の方が舞台も合っているのではないかと思います。あとは出来れば良い馬場で走らせてあげたいところですが、週末にかけて雨予報となっているため、その点は心配ですね」
稲垣調教師のコメントからは体調は万全と感じる。問題は、レース展開と馬場状態につきる。前売りオッズは11番人気と、レーン騎手が騎乗するにしては、人気が低いです。ここは応援馬券を購入しようか迷いますが、念願の「目黒記念」です。無事にターフを駆け抜けて貰いたいと切に願います。