社台系ファームの生産馬がザックザク『グリーンファーム愛馬会』

一口馬主

今年の桜の開花は、東京都だと3月21日とのことで、満開になるのは4月1日の予報です。毎年色々と桜見物に出掛けるのですが、今年は何処に出かけようかと、サイトなどを物色しながら、早く開花しなかと待ち焦がれるのでした。

社台系ファームの生産馬がザックザク
『グリーンファーム愛馬会』

さてと、ココからは時を少し戻しましょう!!
広尾サラブレッド倶楽部に出資する前後まで戻りましょう(笑)

色々とクラブ法人からパンフレットを入手して、長所・短所を比べて研究している中で、社台系クラブ法人とその他のクラブ法人では、競走馬に出資金した金額に対しての回収率が、社台系クラブ法人は圧倒的に良く、他のクラブ法人は回収率が3分の1までのクラブ法人が散見する現状です。

一番の原因は、新馬戦・未勝利戦の勝利率が、社台系クラブ法人は2歳・3歳戦合わせて50%超えに対して、他のクラブ法人は良くて30%前後と言う現状。如何に社台系に出資することが、一口馬主での回収率を高める事が出来るかを如実に表す数字でも有ります。

ちなみに、新馬戦・未勝利戦の勝率に拘るかと言うと、JRAに置いては3歳8月までに新馬・未勝利戦を勝ち上がってないと強制的に引退に追い込まれます。←ココが重要

500万条件戦(2勝目を目指すレース)ならば何歳でも出走が可能で4・5歳以降の競走成績が加味されるのとされないのでは、1勝が出来ない各クラブ法人は回収率が自然と低下し、新馬・未勝利の1勝が如何に重要なファクターで有り、我が愛馬ストームハートで某競馬サイトの書き込みが荒れたかが如実に示します。

先日出資を決めたクラブ法人の広尾サラブレッド倶楽部は25%くらいです。世代ごとにもよりますが、各世代毎に募集した競走馬の内、3歳8月以降は4頭中1頭しか現役馬、残りの3頭引退になります。(リアルな現状です)

余程の目利きの相馬眼の持ち主でないと、回収率を高めるの厳しいでしょう!!

話が脱線気味なので戻しますが、勝ち上がり率(新馬・未勝利戦)で各クラブ法人を調べてみると、社台系クラブ法人の次に45%の高数字を出してるクラブ法人を発見!!

それが『グリーンファーム愛馬会』

グリーンファーム愛馬会』は、一口馬主ブロガーに置いては、社台系クラブ法人の枠組みに入れる方と入れない方に分かれます。共通して言われるのは、社台系生産馬が低価格で出資出来ることから、一口馬主ブロガーは社台系のアウトレットパークと呼ばれてます。

高齢繁殖牝馬の出産した競走馬・社台系クラブ法人の成績が悪い繁殖牝馬の出産した競走馬がグリーンファーム愛馬会に回ってくる図式で、価格帯が抑えられてるのが要因でしょう。

アウトレットパークと揶揄されても、先程述べたように勝ち上がり率が45%の高数字を叩き出します。コレは出資するに値し高数字の一番の要因は、社台系生産馬なら生産牧場から育成牧場までが一貫して行う事に有ります。(←ココが重要)

良質な繁殖牝馬が多く抱えてる社台系牧場では、一時の繁殖成績が悪くても掛け合わした種牡馬との相性が悪かった場合も有りますので、一概に繁殖牝馬として不適合の烙印を押すことが出来ません。
牧場としては繁殖牝馬セールで売却する場合も有りますが、クラブ法人に出資するのも一つの手です。

しかし、ココで一つの疑問が浮かび上がります。
何で『グリーンファーム愛馬会』に社台系ファームの生産馬が提供するのでしょうか?

そのキーワードを解くのは、募集馬ラインナップに掲載されてる生産牧場『那須野牧場』に有ります。

某大物政治家の影響?
社台系ファームの良質な生産馬が出資可能!!

グリーンファーム愛馬会の代表を務める河野次郎氏。
何を隠そう大物政治家・河野洋平氏の次男。現在外務大臣・河野太郎氏(長男)とは兄弟です。
那須野牧場は河野一族が運営する牧場で、競馬界ではオーナーブリーダーとして河野一族は有名で、1960年代から70年代にはG1馬を輩出してます。

一般人には知られてませんが、河野洋平氏自身は現在日本軽種馬協会の会長を務めております。ちなみに、理事には社台ファームの総統吉田照哉の名前も連ねてます。
影響力の有るクラブ法人の為か?かなりの親しき仲なのか?社台ファーム系の生産馬がグリーンファーム愛馬会に回ってくる次第と推測されます。

社台系クラブ法人には出資が厳しくても、社台系ファームの生産馬なら出資が可能なので、パンフレットを眺めるとG1馬を取った競走馬の妹などとラインナップも豊富なので、どの競走馬に出資しようかと検討させて貰いました。