2018年度の一口馬主募集が始まり、各クラブに資料請求をしてるのですが、やはり社台系(特にノーザンファーム)は勢いが違います。セリで高額落札された競走馬の卵の兄弟が落札価格以下で応募できるから、ある意味オトク感を感じますが、それでも高額ですね。中々手が出ないのも現状ですし、抽選落ちも多々でしょう。
ストームハートの運命2戦目後も惨敗!!
7月20日に施行された中京競馬場4レース芝1200m戦。
単勝5番人気でレースを迎えるストームハートは、鞍上にミルコ・デムーロ騎手。馬体重もプラス16キロと成長を伺わせる出来映えでパドックを周回してました。個人的には芝の短距離馬のイメージだったので、今回がどんな結果になるか?あわや金星の到来かと期待したのですが、いざ、レースが始まるとストームハートは好スタートを決めて、前半は先頭集団の一角を形成したものの、直線で追い出されてからの伸びが見られず後退。結果9着での入線となっています。
レース関係者のコメントです
○「スタートは良かったのですが、この馬には今日のような(重)馬場は合わなかったように思います」(デムーロ騎手)
○「返し馬などを見ても、走らない馬ではないと思うんですけどねぇ…。それだけに、できれば(次走への優先)権利が欲しいところでしたが、大跳びで爪も大きな馬ですから、今日のような馬場はもうひとつ。他の馬もみんな同じ条件とは言え、良馬場でやらせてあげたかったです」(野中調教師)
○他馬の出方を窺っているうちに左右からプレッシャーをかけられる形。絶好のスタートを切ることができただけに、結果的にはもう少し積極的にハナに立って進めて行ってもよかったのかもしれません。なお、このあとは、「今日のスタートの速さがあれば、やはり距離は短め。帰栗後の状況次第ではありますが、小倉のダート1000mや芝1200mあたりへの続戦も視野に、想定を見ながら出馬状況をチェックしていきましょう」と調教師。段々と条件は厳しくなってきますが、放牧明けを使ったこの次はさらに大きく前進といきたいところです。(HTC)
正直な所、芝の短距離競走でかなりの前線では無いかと思います。ただ、4コーナー手前で急に失速気味にブレーキがかかるのは、最後の直線の坂道に手こずってるのではと個人的なイメージを持ちました。今回の着順により出走抽選権が無いために、ストームハート今後は限られたレースが想定されます。ただ、前回のダートでのタイムオーバーに比べれば、次の小倉競馬場で最後の直線は坂道がない平坦なコースに巻き返しが期待できます。個人的には、ベテランジョッキーよりも若手騎手による減量の恩恵で着順を上げて欲しい希望です。
そんな淡い希望を抱きながら、今週野中調教師からコメントが発表。
「初戦の時に比べれば格段に良かったものの、心臓が強い馬の割には、前走後も肩で息をするような感じがありましたからね。今後も息の持ちがひとつの課題となってくるのかもしれません。幸いなことに脚元などにこれといった反動はなさそうですので、このまま続戦を意識していきますが、次走への優先権がない状況だけに、使いたいところに使えるかどうか…。まずは中2週、8月11日(日)小倉3R 3歳未勝利(ダ1000m)あたりから出走の余地を窺っていくことになるかと思います」(野中調教師)
中2週での臨戦態勢は当然ですが、タイムオーバーのダートに戻すのは如何なものかと個人的には思いますし、先のデビュー戦の惨敗で芝馬の評価が出ての2走目でしたが、優先権が無いストームハートには茨の道がまだまだ続く模様です。