シルクホースクラブ、2歳馬状況(11月編)

一口馬主

秋競馬も折り返し地点に入り、今年の3歳馬は芝では世代交代の勢いのままG1を連勝してるが、ダート界では、世代の壁は厚く3歳馬が勝つことが出来ないでいる。冬のチャンピオンズカップでは、3歳馬の勇姿に期待をしたいと思います。

シルクホースクラブ、2歳馬状況(11月編)

ブリーダーズカップウィークデーで2勝をあげた、矢作厩舎。アメリカでのG1の勢いを借りて、未勝利戦脱出に挑戦するベルマレットちゃん。そろそろ復帰かと思いきや、大本営から悲しいお知らせが舞い込んできた。詳細は以下の通りです。

調教主任のコメント(2021年11月5日)「この中間は右トモ繋の治療を施しながら周回コースで長めの距離を乗るようにしています。坂路だと繋が擦れてしまうことから、皮膚炎の症状が落ち着くまで負担が掛からないように注意して進めています。それでも今のところ、順調に回復しているので、脚元が落ち着き次第、坂路調教を再開するつもりです。馬体重は470kgです」

北海道デビュー戦後、直ぐに中京の連戦で臨み掲示板を確保する走りをみせたベルマレットちゃん。その後、休養を兼ねて、ノーザンファームしがらきで調整中で、最入厩間近の状態でしたが、皮膚炎が発祥してスローダウン。大事を取って軽めの調整です。馬体重も増えてきたので、そろそろ未勝利戦脱出に試みて欲しいです。

西のシルク娘のベルマレットちゃんならば、東のシルク娘のドリームアジェンダちゃんも、デビュー戦後は直ぐにノーザンファーム天栄で調整中でしたが、調教後に歩様が乱れたので、獣医師に診断してもらった所、左前膝の軟骨を少し痛めたらしく、膝の回復の為に、こちらも軽めの調整です。大本営の発表は以下の通りです。

天栄担当者のコメント(2021年11月5日)「今週から坂路コースでのペースアップを図っており、ハロン15秒を経て、現在はハロン14秒まで脚を伸ばしています。ややモタモタしたところはありますが、ペースアップにもまずまず対応できていますよ。あとは、負荷を強めて左前膝に疲れが出ないか、よく注意しながら進めていく必要がありますね。馬体重は509㎏です」

デビュー戦で1番人気の2着。期待が大だったので、ここでの躓きは正直痛いです。獣医師の許可も出たので調教は再開してますが、スクミと膝の状態次第では、どうなるか少し心配です。個人的には12月の中山競馬迄には戦列に復帰して欲しいのです。とりあえず、未勝利戦脱出に頑張って欲しいです。