ベルマレット、次戦へ向けて在厩調整

一口馬主

スーパー未勝利戦が間近までやって来た。シルク募集で応募した2頭は未だに勝ち上がれずにいる。これは緊急事態です。何としての勝ち上がって、9月以降も中央競馬で走り続け貰いたいです。しかし、何で上手く事は運ばないのでしょうね(涙)

ベルマレット、次戦へ向けて在厩調整

7月10日の小倉競馬場未勝利戦に出走し、直線半ばで脚色が鈍り、後方で流れ込む形の14着でした。関係者のコメントが届きました、以下の通りです。

矢作厩舎担当助手のコメント(2022年7月10日)「昨年9月以来のレースとなりましたが、28kg体重が増えていたものの、馬体を見る限り太目感はなく成長分と捉えて頂いて良いでしょう。以前よりも落ち着いて調教に取り組めるようになりましたし、走りの感じから久々でも力は出し切ってくれると思っていました。小倉競馬場に到着後は特に環境の変化に戸惑うことはなかったものの、返し馬を終えたあたりから徐々にテンションが高くなり、ゲート裏ではかなり入れ込んでしまいました。レースでは、良いところでロスなく立ち回ってくれたものの、レース前から入れ込んでしまった分、最後まで息が持たなかったですね。レース後、北村友一騎手は『返し馬を終えたあたりからテンションが高くなってしまったので、レースではリズムを崩さないようロスなく立ち回りました。ただ、勝負どころで徐々に反応が鈍くなって、最後は脚が上がってしまいました』とのことでした。以前より落ち着いてくれるようになっているものの、レースに行くと気の良いところを見せてしまうことを考えると、現状は短い距離でのびのび走らせる方が良いのかもしれません。この後はトレセンに戻って、調教師に状態を確認してもらった上で、次走の予定について相談することになっています」

久しぶりのレースで、テンションが上がったのが原因と書かれてますね。そもそもマイル以下と評価されてたベルマレットちゃんです。距離的に長かったのでしょう。

しかし、出走優先権を手に入れなかった事で、事態は悪い方向へと流れて行きます。次戦へ向かうにしても、外国産馬で出走出来るレースは限られますし、何よりも未勝利戦は8月末で終了する為に、必然的に頭数が激増してきます。

前走の成績を見ると、ここは引退するか、地方へ移籍するかの選択に迫られると思うのですが、果たして矢作調教師はどのような決断をするのか注目です。そんな事を思案してると、大本営(シルクホースクラブ)から、ベルマレットちゃんの近況が届きました。

矢作芳人調教師のコメント(2022年7月13日)「馬体重は増えていたものの、以前にも増して馬体のシルエットは良くなっていましたし、精神的にも落ち着いていましたから、レースを楽しみにしていました。ただ、レースとなると、気持ちが入ってしまうことで、最後まで息が持たなかったですね。レース後も脚元含めて気になるところはなく、飼い葉もよく食べています、ですから、このまま在厩させて、想定を確かめつつ次走の予定について検討していきたいと思います」

まだ中央現役続行で、意外なコメントに少し驚いてます!今までのコメントの流れからすると、コースが広い新潟競馬場を目指す感じなのでしょうか。小倉競馬場だと、輸送で調整が難しいですからね。そこへ行くと新潟競馬場は、栗東から高速道路に乗れば、直線で一本で意外と時間も係らずに着きます。

しかし、ここでブロック制度の障害が有り、新潟競馬場は関東所属の厩舎が、出走が優先されます。去年は、東京でオリンピックが開催されてたので、新潟競馬場でも関西所属馬も出走が出来ましたが、今年はどうでしょうか。矢作調教師のレース選びに注目です。