何故、出ムチを繰り出す、クロニオス

一口馬主

今年のダービー馬ドウデュースが凱旋門賞へ向けて、国内での追い切りを行った。圧巻と言えるパフォーマンスを見せた同馬は、既にフランスに到着し、9月11日のニエル賞から本番へ臨む態勢です。日本馬初制覇偉業に頑張って貰いたいです。

何故、出ムチを繰り出す、クロニオス

9月3日小倉競馬場第2レース、ダート1700mの15頭立てにクロニオスくんが出走。6番人気と前走の成績に比べてみると、そこそこ人気になってましたが、結果は7着です。

スタート時に、クロニオスくんは一瞬出遅れるような感じになります。そこで北村騎手は出ムチを繰り出すのですが、『何故そんなに出ムチを繰り出す』思えるほど、景気良く叩きまくるせいで、出遅れる気味のクロニオスくんが1コーナー手前では、2番手の位置に押し上げられます。

折り合いがついてるように見えますが、5番の馬にマークされる形で走りずらそうに見えます。完全に走るペースが乱れてる感じですね。結局、5番の馬が捲るように4コーナー手前でで先頭に躍りでるも抵抗も出来ず。

直線に入ると、みるみると離されていき、後方へと呑み込まれていき、最後には7着と言う結果で終わりました。

そもそも、北村騎手はスタート直後に何故出ムチを繰り出したのでしょうか。西村調教師も最終追い切りのコメントの際に、『瞬発力を活かすというよりは、徐々にスピードを上げて長く良い脚を使うタイプなので、前走のように前半から流れに乗っていこうとすると、最後までスタミナが持たないと思います。ただ、この距離なら自分のリズムで追走することが出来るでしょうし、この馬の持ち味を活かすことが可能だと思います。』

このようなコメントをしておいて、北村騎手の出ムチでの敗因は、あまりにも作戦と違う結果になってます。北村騎手にはもう少し馬の個性を活かした騎乗に心がけて欲しいです。とりあえず、今回はノーカウントで次回に期待したいです。

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