社台ファーム系の大口馬主(40口)は募集馬リストが公表された。気になる種牡馬のラインナップを見ると、群雄割拠状態です。やはりキタサンブラック産駒が人気になるのでしょうか。本家の社台ファームは今年の勝ち上がり率はトップなので、即日完売も有りそうな雰囲気です。
シルブロン、メトロポリタンステークスで賞金加算を狙う
我が出資馬の中で、オープン馬のシルブロンくん。前回は重賞3着と大健闘でした。今回は得意の東京競馬場で、賞金加算を目指し、メトロポリタンステークスに出走する。大本営(シルクホースクラブ)から、シルブロンくんの1週間前追い切りは、以下の通りに届いた。
稲垣幸雄調教師のコメント(2023年4月26日)「先週末に馬房内でぶつけてしまったのか、左眼の瞼が腫れてしまっていました。すぐに獣医師に診てもらったところ、眼球に異常は無いということでしたし、時間の経過と共に段々と治まってきています。週明けには普通のところで動かしましたが、特に問題は無かったので、26日には南Wコースで追い切りを行いました。道中は前に自厩舎の馬を見つつ、最後まで単走で走らせました。全体で66.4秒のラスト1ハロンは12.0秒というタイムをマークしており、1週前追い切りということもあり、終いはしっかりと動かして負荷を掛けています。右に比べると左トモにはまだ甘さはあるものの、馬体を大きく使って走ることが出来ていますし、全体的な身のこなしは良好ですね。気持ちの面も大きく昂ることなく、良い意味で先週と変わりない様子で調整することが出来ています。先週末に時計を出せなかったものの、それが大きなマイナスになった印象はありませんし、こちらに戻ってきた際の雰囲気の良さをキープして、ここまで進めることが出来ていますよ。メトロポリタンステークスの鞍上は、昨年の東京で勝利に導いてもらったD.レーン騎手に依頼しています」
シルブロンくんの瞼負傷のショッキングなニュースが、出だしとは驚きましたが、幸いにも大事に至らず。調教では及第点を頂きましたが、トモのバランスが悪いと指摘される一幕も、最終追い切りに期待です。
そして、レース当日の鞍上も発表が有りました。オーストラリアが産んだ名騎手、レーン騎手がまたシルブロンくんに跨がってくれます。1勝クラスで低迷してた時期に、レーン騎手が見事に優勝を勝ち取って頂いた事で、まさかのオープン馬への出世街道に登りつめました。有る意味、ターニングポイントのレースに乗って頂いたレーン様です。今回も神騎乗に期待が膨らみます。そして、大本営から最終追い切りのコメントが届きました。
稲垣幸雄調教師のコメント(2023年5月3日)「3日に南Wコースで追い切りを行いました。今週も単走の形を採っており、5ハロンから67.7秒のラスト1ハロンは11.8秒をマークしています。最後はやや強めに追う格好となりましたが、11秒台を出せているように脚色が鈍ったわけでは無いですし、全体的な時計は先週より控えているものの、動きの質という点では今週の方が良かったですね。背中から腰にかけての馬体の使い方が良くなっていますし、それに先週が悪かったわけでは無いものの、左トモの甘さがさらに良化してきていることから、ハミに頼る面が和らいできています。昇級初戦に加えて重賞だった前走は、距離が延びた中でも掲示板を確保してくれて、力のあるところは見せてくれました。東京の芝2,400m戦は結果を残している舞台ですし、昨年勝利に導いてくれたレーン騎手に乗ってもらえるのも心強い限りですから、今後を見据えていくためにもしっかりと結果を残して賞金加算したいところです」
稲垣調教師、自らがシルブロンに調教してるので、調子が良さそうなコメントには安心が出来ます。得意の東京競馬場ですが、今回は重賞に出走してるメンバーも多数登録してます。ただ、新潟競馬場で施行される「新潟大賞典」にダブル登録してる競走馬も居ますので、メンバー構成は流動的です。たぶん、フルゲートになるのではと思います。
我が出資馬の大将格であるシルブロンくんには、更なる飛躍を求めて、賞金加算を目指して貰いたいです。その為にも、レーン様の神騎乗に、また期待する次第です。