ストームハート、ラストラン!!そして、、、

一口馬主

拙僧がハマってるドラマ、『ノーサイド・ゲーム』。

大泉洋が演じる君嶋隼人は、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン。出世レースで先頭に立ち未来の幹部候補と呼ばれるも、上司に刃向かい社内の権力闘争に敗け、左遷人事で府中工場の総務部長に任命されると共に、トキワ自動車社会人ラクビーチーム『アストロズ』のゼネラル・マネージャーを兼務することになる。かつての強豪チーム『アストロズ』は成績不振で低迷にあえぐ会社にとってはお荷物的な存在。ラクビー嫌いの君嶋とラクビー部の選手たちが優勝を目指すドラマで、元日本代表ラガーマン達が集結して演じられる迫力の試合はまさに圧巻で視聴者を魅了してる。

特に一番感動したのは、第1話での君嶋がラクビー部の選手たちを前に奮起される演説。大泉洋の迫力の有る演技に感動を覚えました。来週、ついに最終回!!
『アストロズ』は果たして優勝できるのか、みなさんに是非観てもらいたいドラマです。

ストームハート、ラストラン!!
そして、、、!!

賛否両論の有ったスーパー未勝利戦!!

前走(8月24日)4着の活躍により、次走への優先権獲得を獲得したストームハート。

9月1日で未勝利戦も終了のために連闘で望むストームハートは、外国産馬で有るために出走可能なレースが限られており、移動も考えると滞在が出来る小倉競馬場で施行される8月31日の芝1200mか9月1日のダ1700mの選択になる。
競馬応援サイト上では、芝派とダート派に分かれて激論が交わされました。芝派は過去3戦の結果を鑑みれば、明らかに短距離が合うのは自明であり、そもそも初戦で芝馬と分かってるのだから、ダートなどもっての外の意見。ダート派は小倉競馬場は最終日で、況してや平日の大雨のせいで芝のコンディションは最悪のため、トビの大きいストームハートには合わず、それならば距離が伸びるがダートのほうが賢明でないかという意見。折衷案で新潟の芝1000mはという意見も有りましたが、外国産馬のストームハートには出走条件が合わなく無理と判明w

迷走を極めたレース選びですが、ついに2019、08、29に大本営(広尾サラブレット)発表!!その内容は9月1日(日)小倉3R 3歳未勝利(ダ1700m)に福永祐一騎手にて出走予定とのこと。

◯野中調教師のコメント◯
「前走から小倉競馬場に滞在しての参戦。芝1200mとダ1700mという一長一短ある選択肢だけに少々迷いもありましたが、この馬の跳びの大きさや、改めて2戦目の芝での走りを見直すなどして考えた結果、ダート1700m戦に向かうことを決めました。これだけのスタートの速さがあればハナに立てると思いますので、あとは息さえ持ってくれれば。何とか押し切れないものでしょうか」

個人的な感想を述べさせてもらうと、芝1200mでの出走が良かったと思いますが、加速度が劣るストームハートでは野中調教師の言われる通り、スタートダッシュでテンで逃げれる中距離の方も良い感じに思えます。ただレベルの高いスーパー未勝利です。元来スタミナに不安が有るので、走ったことのない距離を走るのは無理のように思えるのですが、、、。

本馬場入りするストームハート

決戦の日・2019.09.01
小倉競馬場第3レースダート1700m
8枠15番にストームハート。

パドック中はテンションが上がる仕草を見せ、首をしきりに上下に動かしながら、周回をするストームハートで、本馬場入り後もやはりテンションが上げってるみたいでした。

運命の1戦、ゲートが開くと同時にポンとスタートを切り、先頭に立って行きましたが、向正面では後方からの競走馬にプレッシャーを受けながら、3〜4角より後続勢に並びかけられると、直線に向いてからは馬群に飲み込まれるように後退。結果15着での入線となっています。初戦と同じ様な光景を目にしました。

◯福永騎手のコメント◯
「好スタートを切ってハナには行けましたが、思っていた以上に他馬にずっとプレッシャーをかけられる格好になりました。初めての距離ということもあるのかもしれませんが、さすがに今日のような形になってしまうとツラいですよね」

◯野中調教師のコメント◯
「番組面で自由が利かない状況でしたので仕方ありませんが、いくら競り込まれたからとは言え、それにしても止まりすぎの内容となってしまいました」

◯広尾サラブレット倶楽部からのコメント◯
「初距離となる1700mをカバーするためにも、テンの速さを活かし単騎マイペースに持ち込みたいところでしたが、終始外からプレッシャーをかけられる苦しい展開に。さすがに最後は息が上がってしまいました。なお、連闘で不良馬場を走ってきた後でもありますので、まずは慎重に回復状況を確認した上で、未勝利番組終了を受けての今後の方向性について検討していきたいと考えます。」

先頭争いをするストームハート

力尽きるストームハート

引退と思いきや、まさかまさかの再ファンドって、、、

普通のレースなら奇跡は起こって、未勝利脱出と淡い思いも抱いたが、現実は厳しく、況してや未勝利戦終了の最終便となれば、出走する各馬も最後の1枚のキップを得るために、是が非でも最初にゴール板を通過しようと頑張ります。そのためか、逃げるストームハートには、自分のリズムで走ることが出来ずに、4コーナーを回る頃にはスタミナが切れたのでしょう。鞍上の福永騎手も無理に追わずに、ゴール板を通過しました。

まあ、最初の出資馬が元気な姿で牧場に戻って子供を産んで、その仔がストームハートの分まで頑張ってくれたなら良しと、勝手な想像。血統的にもキングマンボ系の相性は良いと勝手に想像をし、あわよくば、その仔にも出資したいなと色々と想像を巡らせる拙僧。しかし、大本営発表は拙僧の右斜め上を行くものでしたw。

2019.09.05
◯広尾サラブレット倶楽部からのコメント◯
「レース後も特に反動が見られないことから、6日(金)に一旦競走馬登録を抹消。今後は名古屋・角田輝也厩舎に転籍のうえ、年内2勝を目標に再ファンド(地方出戻り策)による中央再登録をめざしていく方向で移動の準備を進めていくことになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、詳細を書面にてお送りいたしますので、発送まで今しばらくお待ちください。」

◯野中調教師のコメント◯
「連闘後も通常の疲労程度。これといったダメージはなさそうです。この馬のゲートの速さとスピードがあれば、再登録の資格取得までに時間を要することはないでしょう」

何だ、地方に転厩って!!
ダートは無理と分かってるストームハートが、、、。

ストームハートは牝馬で成績が悪くても、引退して繁殖牝馬として牧場で仔を産むために余生を過ごすと思い、最初の出資馬は牝馬にしたのです。牡馬の場合なら、サラブレッドオークションでオーナーが変わったりして、地方を転々とする場合が多く見られるので、、、。

しかし、大本営(広尾サラブレット倶楽部)は地方に転厩での再度中央のリベンジ!!初出資馬が地方に転厩の再ファンドとは、ある意味凄いかも知れない!

ただ、今から年内2勝は果たしてどうかと思う。
理由は4ヶ月では果たして2勝が出来るか、そして最大の問題は、ストームハートの毎度の付きまとうネックである「いつも時間が無い」である。この娘は本当人間に振り回されてると思います。

とりあえず、
ストームハートちゃん、お疲れ様でした。

今後も見守ってるので、早く中央に戻ってきてね!!