マーテル、ゲート試験合格!!

一口馬主

シルクホースクラブより第2回追加募集が開始されて話題に挙がった。個人的には近日中とツイートが有った次の日に発表とは驚きに感じ得ないです。まさに誰かの言葉を借りれば、コロプラ商法w
募集馬10頭でなかなかの個性的な面々が揃ったと思う。中でも、アルビアーノ2018はキャロットクラブで募集予定だったのにも関わらず、シルクホースクラブで募集されると驚きに絶えない。これは一番人気になると思うが、実績優先のシルクホースクラブに於いては、抽選は狭き門で出資できたら、まさに奇跡の一言に尽きます。

マーテル、ゲート試験合格!!

4月22日、マーテルちゃんはゲート試験に無事に合格しています。

○武幸調教師のコメント○
「素直な馬でスッと反応が良く、上手にゲートを出てくれました。飼葉をしっかりと食べて、馬体重は先週から8kg増の448kgになりましたが、まだトモなどにボリュームが欲しい印象ですので、近日中に再び宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出し、さらに乗り込み量を積んでいきましょう。能力はありそうですから、目下は慌てず大切に育てていきたいと考えます」

去年の出資馬たちは、入厩後にはデビュー戦に向けて、じっくり1ヶ月以上調教しながら若駒を育成するのですが、武幸調教師は入厩したと思ったら、ゲート試験合格後に育成牧場に早々に戻すとは驚きに絶えません。調教師によって育成の仕方が様々で面白い限りに思えます。どれが正解と無い中での手探り状態で進める中で出資者は調教師のやり方にハラハラしながら見守るしか無いのです。

マーテルちゃんの父ドゥラメンテは、初年度産駒から競馬関係者に評判が良く、生産牧場でも多くの種付けを求めてるらしいです。先日も南関東地方競馬に於いて、ドゥラメンテ産駒のトーセンウォーリアが見事に新種牡馬初勝利に話題がのぼった。今やディープインパクト亡き世の次の覇権争いで熾烈を極めるなか、キングカメハメの後継者として注目が浴びるドゥラメンテの通算成績は、9戦5勝2着4回と連対率100%であり、故障で泣いた現役人生は、強い馬ほど故障の確率が高いと俗で申しますが、この成績はまさに素晴らしいの一言に尽きます。生産関係者の中ではドゥラメンテの評判が異常に高く、某競馬記者の言葉を借りれば、「ドゥラメンテが凄いって噂ですが、何が凄いって、生まれて来た仔たちが、みんな凄いらしいんですよ」とのこと。同じ父を持つロードカナロアに勝つことが出来るか興味が沸きます。近親馬のルーラーシップが既に種牡馬として、ある程度の成績を残してる現状だと、ドゥラメンテに期待が高まるのも当然の帰結でしょう。

そんな偉大な父を持つマーテルちゃんは、宇治田原優駿ステーブルに再度放牧に出されました。宇治田原優駿ステーブルはドゥラメンテの同期のライバル、キタサンブラックが育成牧場として利用してたことで有名です。雌雄を決し闘い続けた両馬に縁が呼んだかと思います。早くターフで走る姿を見てみたいと心踊る日々なのです。