動物の愛は無償です!!

本、CD、DVD

桜が咲き誇る今日この頃。。。
会社のお花見宴会も真っ只中の感じですが、まだ夜は寒いので、何か一枚羽織る物を持って行かないといけませんね。

先日、ふるさと納税の粗品が届きました。

今回はお米でもお肉でも野菜でも有りません。

読みたかった一冊の本とコーヒー豆セットです。2016040501

広島県のピースウィング・ジャパンへ

ふるさと納税で米を貰おうの日記で仕組みを綴りましたが、何も地方自治体がお金を使う訳では有りません。
その地方に有るNPO法人と提携して寄付金が流れる事も有ります。
今回は広島県の神石高原町にふるさと納税をしました。
何故、この地方自治体に決めたかというと、或るフレーズが目に入ったからです。

檻に入れられた犬の写真に「殺処分ゼロへ」

ワンコを飼ってるハリコンにとっては、何とも心が動かされるフレーズですね。
調べてみると、認定NPO法人ピースウィング・ジャパンが地方自治体に働きかけて寄付を募ってるとの事。

ピースウィング・ジャパンは、ピースワンコ・ジャパンを運営しており、活動の中に災害救助犬やセラピー犬の育成をドック・トレーナーが行い、先にも述べた殺処分される犬をゼロにする運動を行ってます。
具体的には、動物愛護センターから殺処分される犬を保護し、ドック・トレーナーの元でしつけをした上で、新たな飼い主を探す運動です。

動物を飼ってるハリコンは、ここに寄付しようと思いました。幼かった時のある記憶が蘇ったから。。。

『命を救われた捨て犬 雪乃丞』を読んで

ある日、突然と不幸はやってくる。
災害の名の不幸で、人々は絶望の淵に落とされます。

広島県の北部で起こった広島土砂災害は、多くの人々の救助活動やボランティア活動の中、泥まみれになりながら救助活動を行った災害救助犬・雪之丞。

一度は人に命を奪われそうになった子犬を引き取り災害救助犬として人の命を救うまで育てる話ですが、あらすじは著書に譲るとして、率直に言いますと、とても複雑な思いになります。

動物の命は一体なんだろうと?って思います。
しかし、夢乃丞のひたむきな姿勢とそれに関わった人々の努力が、今の現実を映し出していて多くの事を考えさせてくれるのであります。

著書でも綴られてますが、動物愛護センターでは殺処分をする動物は部屋に閉じ込められて二酸化炭素ガスでその命を奪います。少し前のナチの行ったユダヤ人の虐殺に似てる感が有りますが、昔はその方法は違ってました。

ハリコンが幼い頃、ニュース番組を見てると動物の殺処分の映像が流れてました。勿論、アナウンサーの方はあまりにも残虐なシーンなのですが、これが現実なのでしっかり目に焼き付けて欲しいとの一言。

その流れた映像は。。。

生きたままの子犬を焼却炉に投げ込むシーンです。

あまりにも、人間は残酷な生き物ですね。

それに比べて、夢乃丞の必死で救命活動をする姿は、動物の無償の愛情を感じます。

著書は、児童文学のカテゴリーに入りますが、是非大人の方にも読んで頂きたいと思います。そして読み終わって、何か共感できたら、寄付をお願いします。

ハリコン自身も少ないながら、また寄付をしたいと思います。