三大江戸前寿司、人形町『㐂寿司』

中央区,日本橋,食べ歩き

関西で台風の影響で、関西空港の橋に係留中の船が激突して、関西空港は孤立。台風が過ぎて一安心と思った矢先に、北海道での大地震で停電や水道などのライフラインが遮断。
北海道地震で被害に遭われた方に謹んでお見舞いを申し上げます。

三大江戸前寿司、人形町『㐂寿司』

「㐂寿司(きずし)」とは!!

大正12年創業。江戸前握りの元祖といわれる「與兵衛ずし」の流れを汲む初代が、両国薬研堀に創業し、現在の地日本橋人形町に店を構えて80年余り。(昭和27年に置屋造りの建物を改修したので、築年数で約80年)

因みに、三大始祖と呼ばれる3店とも歴史が古く、弁天美家古(べんけいみやこ)、銀座 二葉鮨(ふたばずし)、人形町 㐂寿司(きずし)です。
いずれも、寿司屋の看板でよく見かける名前ばかり、暖簾分けをしてふえていったのでしょうが、そもそも江戸前寿司と何でしょう?

江戸前寿司とは、、、

「江戸湾で採れた魚を中心に出された寿司」を、江戸前寿司と呼ばれたり、「握り寿司を中心とした寿司を提供する寿司屋」を江戸前寿司と呼んだりと諸説は様々です。
主に魚介の生身や酢締めしたもの、煮るや茹でるなど火を通したもの、卵焼きなどの「タネ」と握った酢飯を合わせたすしを指す。ワサビやショウガ、ソボロを間にはさむ(または上にのせる)ことが多い。

詳しいことは、『新東京いい店やれる店』に記載されてるので、そちらを参考にしてもらえれば良いと思います。

カツオ

スズキ

烏賊

中トロ

実際に訪れてみて、、、

平日の昼間、ちょうど日比谷に映画を観に13時まで居たのですが、その後のランチで何処に行こうかと迷ってたら、「お寿司が食べたい」とツレが言ったので、検索したらちょうどランチ時が終わりかけで遅くまで営業してるお寿司屋は周辺に無かったので、地元の人形町「㐂寿司」に向かったのです。

年季が入った木造建築に瓦屋根、゛御膳 㐂寿司゛の金文字看板に、店前の椎の木など、老舗の風格が漂う店舗は、まさに威風堂々とした佇まいですが、入るのには勇気が入ります!

勇気を出して入ってみると、意外や意外三人組の御客様が居るだけです。とりあえず、ツレと二人で入店!!

お決まりのコースの上寿司(5000円)でお願いしました。

カツオから始まり、すずき・烏賊・中トロと始まり、8貫3巻構成です。手間をかけてるなって感じのネタが続きますが、美味しく頂きました。ただ、凄く美味いって言えるようなモノはなく、ネタは前もって仕込んでるからただ淡々とネタを握って寿司を出す、それを淡々と頂く感じです。

後半に入り、赤貝・海老・穴子・鉄火巻。玉子へと向かい、お腹がいっぱいになったかな?ってな感じの量です!
後半から出されるネタは細工や仕込みが奮って、特に海老や玉子が顕著に表れてます。

おひとりさま5000円にビール頼んで12000円と、サービス料と消費税がかかったのかと思います。今後の勉強代を含めて、ちょっと豪華なランチになりました!!

辛口のツレに曰く、「コスパが悪い感じがして、東京駅の寿司の方が良い」相変わらずの辛口評価ですf(・・;)
ツレのお財布には優しいのにね(笑)

高級寿司屋だと、敷居や期待度が高いと評価するのも難しいでしょうね!!ただ、味は良いと思いますので、機会があれば夜に訪れたいと思います!!

新東京いい店やれる店』に記載されたデートで使えるお寿司屋さんとしては、建物の雰囲気と板前さんの腕、そして味は、まさに江戸時代から伝統を守る老舗のお寿司屋さんとして、一度は伺う価値は有ると思います!!

赤貝

海老

穴子

鉄火巻(本来三巻)

玉子