メリディアン、地方転厩で再起をかける!!

一口馬主

アメリカンファラオの日本における成績がすごい!
2015年のアメリカクラシック三冠(ケンタッキーダービー、 プリークネスステークス、ベルモントステークス)、ブリーダーズカップ・ クラシックを制した名馬は、2017年度の日本におけるアメリカンファラオ産駒の勝ち上がり率が約85%を超えるほどで、高勝率を誇ってる。その勢いは止まらず、2018年度産駒で7月25日新潟競馬場で施行された2歳戦のデビュー戦においては、リフレイムが勝利。今までダートでの勝利が多かったアメリカンファラオ産駒が芝での勝利を飾ったのですが、その内容がこれまたすごい。最後の直線の叩き合いで大きく外へ斜行し、外ラチまでリフレイムが暴走しながらの勝利に、ネットニュースでも話題になったほど!!もしかしたら、ディープインパクトに変わる種牡馬になる予感が漂います。

メリディアン、地方転厩で再起をかける!!

一口馬主生活において、今年初めての3歳戦脱落が決まったメリディアンである。
個人的には新馬戦の内容に衝撃を受けて、これは未勝利脱出も時間の問題と思っていたのですが、その後、荒れた馬場に泣かされて思う様な成績を残せずに、最終戦を迎えました。大本営(ロードサラブレットオーナーズ)の発表は以下の通りになります。

2020.06.29
メリディアンは、6月28日(日)阪神3R・3歳未勝利・混合・芝1600mに小崎騎手54kgで出走。18頭立て11番人気で8枠17番から平均ペースの道中を5、3、3番手と進み、直線では中央を通って3秒0差の15着でした。馬場は稍重。タイム1分37秒3、上がり38秒0。馬体重は12kg増加の430kgでした。
○友道調教師のコメント○
「コース状態も考慮。スタートから積極的に・・・と乗り役に伝えており、一応は相応のポジションに付けられました。ただ、促して何とか位置をキープする感じ。幾らか周囲も気遣っていた模様で、勝負処では余力が残っておらず・・・。厳しい結果に。ダート向きとも異なり、結構な間隔が必要です。進退を考える時期かも・・・」

明暗を分けた、姉弟の成績!!

この日同時に行われた東京競馬場でのデビュー戦において、メリディアンの半弟(父ディープインパクト)ロードマックスが見事に勝利。姉弟で明暗を分ける成績になりました。正直な話、左回りで一度走って欲しかった。中京競馬場も走る機会が有ったのに、ロードマックスの様に、会心の一撃ならぬ、勝利を導いたかもしれないのですが、それこそタラレバの話でしょ。
友道調教師の決断は早かったです。直ぐに地方競馬に転籍を決めて中央競馬復帰の方針を固めました。個人的にはレースがまだ2ヶ月も残してるのに、決断が早いと思います。友道調教師は見切りをつけるのが、早い調教師に思えてきます。

2020.06.30
メリディアンは、レース後も特に異常は認められません。3歳未勝利戦の終了が差し迫った状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針が決まりました。地方競馬での出走及び結果は分かり次第お伝えします。
○友道調教師のコメント○
「大きな異常は見当たらぬものの、全体的な頼りなさが残る現状です。急激な良化は求め辛いのに加え、ゲートインの見通しも立たぬ状況。協議の結果、登録抹消の方針が決まっています。6月30日(火)に退厩。期待に沿えず申し訳ありません」

ロードさんから送られてきた一通の手紙!

そんなことで地方競馬から中央再デビューを目指すメリディアンちゃんですが、まだ何処の地方競馬で走るかとも決まって無い状態で、ロードサラブレッドオーナーズより、一通の手紙が届きました。

開封して読んでみると、メリディアン引退に伴う清算は8月下旬に行う事、中央復帰の条件をクリアするべく地方競馬転厩する旨の趣旨が綴られました。そんな中最後の方にこんな一文が、、、
「メリディアン号が中央復帰条件をクリアした際には、再度出資を申込むかの意志表示を7月某日まで同封のハガキに記入し郵送下さい。なお、郵送が無い場合は出資する意志が有ると見なします。」(直訳すれば、こんな感じの文章でした)

もう既に中央復帰が決まったかと思うような文面ですが、先に意思表示聞くとちょっと意外でした。広尾サラブレッド倶楽部の場合は中央復帰が決まった後に意思表示の確認だっただけに、これはどうなのかと思います。これって類似的ですが、相続の権利の放棄を強要してるのと同じことの様に感じるのは拙僧だけでしょうか?
メリディアンちゃんには新天地で早く中央復帰を果たして貰いたいと、切に願うばかりです!