2021年度シルクホースクラブ募集馬を、勝手に真剣に考えてみる!

一口馬主

オークス、ダービーに宝塚記念が終わり、夏競馬の時期に突入で、競馬ファンにとっては夏競馬は手を出さずに秋まで休養の方も多いでしょう。一口馬主にとっては、大口系社台グループから始まり、東京サラブレットクラブ、シルクホースクラブ、キャロットクラブの出資募集やらセレクトセール等と話題の尽きない時期で有り、出資した2歳馬の新馬戦が始まります。幸い私はシルクホースクラブのみですが、早く出資した2歳馬がターフを駆ける姿を観たい気持ちに駆られます。

2021年度シルクホースクラブ募集馬を、勝手に真剣に考えてみる!

 

シルクホースクラブより2021年度募集リストが公表された。毎年恒例の争奪戦の時期で、個人的には2020年度追加募集のドレフォン産駒ケアレスウィスパーの子が、今回も兄弟連続で募集がかかればと思い、密かに優先を使う予定で狙ったのですが、ドレファン産駒の成績が良く評価が上がったせいか、虚しくもセレクトセールへ流れました。狙ってただけに悔しいです(涙)

そんなこんな改めて選定をやり直すべく募集リストを眺めると、ディープインパクト、キングカメハメハが去った後では、種牡馬が小粒に見える感じが否めません。種牡馬引退が決まったハーツクライは晩成型で手が出しづらいですし、ロードカナロアもアーモンドアイ以降は産駒がぱっとしない現状です。去年話題に上がったモーリスにドゥラメンテは、重賞は勝つもG1制覇には至らず。ドゥラメンテの場合はマーテルの件も有りましたが、牝馬での勝ち上がり率が低いように思えます。現役時代で気性の荒さが目立った同馬の遺伝がそのまま受け継がれたのではと思います(あくまでも個人的な意見です)

混迷を極める種牡馬世界の中でディープインパクトに追い付かんと頑張ってるのが、デアリングタクト、エフフォーリアとG1馬を輩出するエピファネイア。G1馬が出たお陰で、引退したアーモンドアイの交配馬として指名されるほどのうなぎ登りの人気ぶりです。今回のエピファネイア産駒は牡牝馬合わせて4頭がエントリーです。
まず驚いたのが、セレクトセールで1900万円(税抜)で購入し、募集価格が5000万のアースサウンド20でしょう。グリーンファームなら経費のみの上乗せだったのでしょうが、成長分や現在の評価での価格制定でしょう。これで走らなければネットは大荒れですね(笑)逆に、重賞馬を兄に持つヒカルアラマンサス20が8000万とお買い得価格なのでしょうか、セレクトセールに出展すれば、高く売れるのではと思います(笑)

次に、新種牡馬サトノダイヤモンド、サトノクラウンにリアルスティールが合わせて10頭がエントリー。価格帯で言うと、リアルスティールが一方抜き出ており、母が重賞4勝のアイアムユアーズ20が4000万、半兄が重賞2勝のロザリンド20が6000万とエピファネイア並みの価格設定で、特にアイアムユアーズ20の血統表を眺めると、日本競馬の歴史を凝縮した名前がズラリと並んでおり、有る意味生産者側の願いを込めたインブリードクロスが凄い事になってます。しかしクロスのし過ぎで虚弱体質では出資に躊躇いが出るので、ビデオ等でチェックは必要かと思います。逆に現役時代の方が優秀なサトノダイヤモンドやサトノクラウンの産駒がお買い得な価格設定に見え、初年度産駒で手が出しづらく思いますが、検討する価値は有ると思います。

その他には、新種牡馬レッドファルクス、ドレフォン、リオンディーズ、ダイワメジャー、ジャスタウェイにキンシャシャノキセキとレパートリーは豊富なラインナップになってます。
現段階で出資を希望するなら、ヒカルアラマンサス20、ロザリンド20、ランニングボブキャッツ20、オーロラエンブレム、カルディーン20、ウェイクミーアップ20辺りでしょうか?実績の無い私に取っては優先を如何に効果的に使うかがネックでも有ります。今度は厩舎面で考えたいと思います。