夏競馬に向けて、シルブロン始動

一口馬主

今回は厳しい抽選会になることは必死と覚悟しながら、シルクホースクラブのカタログを目を通す。湯水の如くに莫大な資金を投入して実績を積むことが出来ない私にとっては、一頭入魂で抽選会で見事に獲得してきた。しかし、アーモンドアイ効果で着実に人気一口クラブへと昇り詰めたシルクホースクラブは、年々金額も上昇してきて、2000万を切る牡馬は皆無。何とか坊主だけは避けたいと願う日々です。

夏競馬に向けて、シルブロン始動

念願の初勝利後、骨瘤治療に専念するべくノーザンファーム天栄で調整中だったシルブロンくん。その後、心配してた骨瘤は悪化することもなく、次走に向けて調整中。秋くらいに戦列復帰かと思ってたところ、大本営より嬉しい発表が舞い込んできました。

ノーザンファーム天栄担当者
「今週も同様のメニューで乗り込んでいますが、骨瘤の状態には良い意味で変わりありません。稲垣幸雄調教師から明日の検疫でトレセンに戻したいと連絡を受けていますが、しっかりと乗り込みを積むことが出来ましたし、良い状態でバトンタッチ出来そうですよ。馬体重は492㎏です」

未勝利脱出後は、骨瘤で時間がかかると想定していたのですが、意外にも悪化してなくこのままの状態でレースに望めると天栄スタッフが判断を下したのでしょうね。稲垣調教師としても、シルブロンくんの走りに期待してるのでしょうから、早くトレセンに戻して欲しいと催促したのでしょうか、このまま順調に進めば、新潟競馬場での復帰が濃厚です。ちなみに、シルクの新規募集が8月中迄なので、シルク·天栄としては1つでも勝ち星を多くして満口を増やしたいところですから、順調なら8月上旬くらいを目指すのでしょうか?
個人的な興味は、次走は誰を乗せるのかですが、未勝利脱出に貢献してくれた北村宏騎手で、と言うよりも乗って頂けると嬉しいかったのですが、6月下旬にレース中落馬骨折。当面の復帰未定の為、騎手選びにをしないといけます。先に述べた募集の件で勝ちに拘るとしたら、違う騎手に打診するケースも考えられます。そんなこんなで色々と考えてると、稲垣調教師の入厩後の一発目の発言が出ました。大本営より発表された文面は以下の通りです。

○稲垣幸雄調教師のコメント
「先週末に帰厩させていただいた後も体調面に問題はなかったので、22日に南Wコースで追い切りを行いました。これまで乗ってもらっていた北村宏司騎手が怪我のため騎乗できないので、代わりに津村明秀騎手に手綱を取ってもらいたいと考えており、鼻が鳴る面も含めて予め感触を掴んでおいてもらった方が良いと思い、今日の調教にも乗ってもらいました。今回はジョッキーとの初コンタクトいうことで、その点に重点を置いた形で、単走で最後まで馬なりのままサッと脚を伸ばしています。今日は鼻が鳴ることもなく、良い意味で何事もなく調教を終えられましたが、津村騎手には今後も追い切り日以外にもコンスタントに乗ってもらいたいと考えています。追い切りでの動きには問題なかったものの、一息入ったことで勝った時に比べると背腰の状態がまだパンとせず物足りないので、その点はこれから乗り込みつつ良化を図っていきたいところですね。馬体面だけでなく精神的な部分にも気を付けつつ、第4回新潟開催1週目に組まれている芝1,800m戦の湯沢特別を目標に、このまま調整していきたいと考えています」

早速、目標レースも定めて臨戦態勢のシルブロンくんと稲垣調教師。新しい相方には津村騎手を迎える体制でレースに臨みます。G1制覇の経験はないですが、関東では中堅騎手として地位に揺るぎがない津村騎手。代打として期待が高まります。シルブロンくんには怪我等なく順調に調整が進み、レース当日の朝を迎えるように切実に祈るばかりです。