初2000mに勝利を掴めるか、シルブロン

一口馬主

シルクホースクラブが、すでに満口となっている2021年度募集馬の再募集を行った。何らかの事情で退会したり、入会を取り止めた為の再募集です。かなりの白熱戦になりますね。ちなみに、今年は追加募集しないのかなと、思うこの頃であります。

初2000mに勝利を掴めるか、シルブロン

呼吸系のトラブルで競争中止となった曰く付きの中山競馬場に、リベンジをするシルブロンくん。しかも、初の2000mに挑戦すると有って、否応なしに期待と不安が高まるのですが、どんな結果を残してくれるかと興味津々です。いつも通り、大本営(シルクホースクラブ)からの発表は以下の通りです。

稲垣幸雄調教師のコメント(2022年3月10日)「9日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はシルブロンが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は同入する形でゴールしています。まだトモがしっかりしておらず、終いはフラついてしまう部分はあるものの、前回調整時よりも後ろの使い方はしっかりしている印象です。直線で促されると、しっかりとハミを取って走ることが出来ていますし、全体的な動きは悪くありませんね。息遣いにも引き続き問題は見られず、短期での放牧でしたが、牧場サイドでしっかりと調整してもらえたのだなと実感します。この調子で来週の競馬に向けて、しっかりと態勢を整えていければと思います」

9日付けの調教タイムは、2日の調教タイムに劣るのが気になります。ただ馬場が荒れた時間帯とかも有るので、一概には言えず。稲垣調教師のコメントからも状態はキープされてるので、このまま順調に当日を迎えて欲しいのですが、気になる点が1つ。鞍上がまだ未定な事。最終追い切りのコメントを待つのでした。

稲垣幸雄調教師のコメント(2022年317日)「16日に坂路コースで単走での追い切りを行いました。先週末くらいから左前脚の中筋に少し疲れが溜まりやすい傾向にあるので、前脚への負担を考えて最終追い切りは坂路を選択しました。先週同様にまだ軸がしっかりと定まっておらず、走りにブレが生じてしまう部分はあったものの、最後まで脚取りはしっかりとしていて、全体的に悪い動きではありませんでした。先週は南Wコースでしっかりと負荷を掛けていることもあり、息遣いにも特に問題は見られず、前走よりも良い状態で今週の競馬に向かうことが出来そうです。今回は中山に舞台が変わりますが、長く脚を使えるシルブロンの良さが上手く活きてくればと期待しています。なお、鞍上は引き続き北村宏司騎手に依頼しており、この馬のことはよく分かってくれていますから、心強く感じています」

シルブロンくんの最終追い切りは、いつものウッドコースでなく坂路コースの単走です。稲垣調教師のコメントを振り返ると、左前脚に疲れが溜まったので、大事を取り坂路コースで調教です。正直、ノーザンファーム天栄に戻った際に、やはり左前脚に歩様の乱れ有りとコメントで不安になりました。以前にロードスラッシュくんが足元不安を抱え、最終的には屈腱炎で引退をしたので、シルブロンくんもかなりの爆弾を抱えてるのだろうかと不安になります。走りのブレも左前脚を庇ってるせいかと色々と考えますが、稲垣調教師が大丈夫とのコメントを見て、何とか無事に走り終えて欲しいです。心配してた鞍上は、引き続き北村騎手とのコンビ継続になります。足元不安のシルブロンくんには、北村騎手が乗って貰えてプラスになると思います。とりあえず、出走メンバーもどんぐりの背比べ状態ですが、無理せずに走り終えて貰いたいと思います。