未勝利脱出をそろそろ決めたい、クロニオス

一口馬主

若手騎手のスマホ持ち込み事件で賛否両論に分かれてる中、当事者達はトレセン内で調教等を行い、関係者に陳謝して廻ってる。個人的には、永島まなみ騎手を応援してただけに、30日の出場停止は痛いです。しかし、今後は気持ちを改めて、頑張って欲しいと思う次第です。

未勝利脱出をそろそろ決めたい、クロニオス

ゲート再試験を終えて、晴れて試合に挑めるクロニオスくんの1週間前の追い切り情報が大本営(シルクホースクラブ)より以下の通りで報告が届いた。

西村真幸調教師のコメント(2023年4月27日)「26日に坂路コースで併せて追い切りを行っています。道中はクロニオスが先行し、古馬2勝クラスの馬に併せてクビ差遅れてゴールしています。前日の雨の影響で、3歳馬にとっては決して走り易い馬場ではなかったですが、クビ差遅れたものの、最後まで食らい付く根性を見せてくれました。もうワンパンチ動いて欲しい気持ちはありますが、レースを経験していくにつれて体の使い方が良くなってきましたし、馬格に対して中身が伴ってきたように思います。レース1週前としては良い状態に仕上がってきましたし、もう一段階動きの質を上げられるように調整していきたいと思います」

古馬相手の調教でしたが、かなり頑張って走った模様です。最近の調教師のコメントも暖かい好感触のコメントが散見されます。クロニオスくん自身が、走り方を覚えてきた証拠ではないかと思います。

そして、クロニオスくんの最終追い切り後のコメントが、大本営(シルクホースクラブ)より以下の通りに配信された。

西村真幸調教師のコメント(2023年5月4日)「先週に併せてしっかり負荷を掛けているので、3日の追い切りは終い重点で行っています。レースに騎乗予定の松若風馬騎手を背に、道中はクロニオスが追走し、直線で同じ3歳未勝利馬に併せて同入しています。ジョッキーは『スピードが乗ったところではモタつくこともなく、直線で促していくと反応良く伸びてくれました。これと言って気になるところはなかったですし、良い状態でレースに向かうことが出来そうです』と好感触を掴んでくれたようです。レースを使っていくにつれて中身がしっかりとしてきたように思いますし、それに伴って動きも良くなってきましたよ。前走はゲートの駐立こそ不安定だったものの、五分にスタートを決めてくれましたし、勝負どころでモタつきながらも最後までしっかり走ってくれました。発走調教再審査では大人しく駐立できていましたし、実戦に行って気持ちが入り過ぎなければ落ち着いてゲートインすることが出来るはずなので、ここで勝ち上がりを期待したいところです」

クロニオスくんの状態面は凄く良好です。初コンタクトを取った松若騎手からも及第点貰えるほど、好感触を持って頂きました。後は、スタートを上手く切れる事と、距離適正が合えばと思ってます。ただ5月に入り、出走メンバーもかなり強化されつつ有ります。今の現状ですと、勝ち上がりは厳しくなる一方なので、早く勝ち上がれるなら、未勝利脱出して欲しいと思う次第です。

余談ですが、シルクホースクラブの勝ち上がり率は、30%を切ってる現状です。現在はクラシックに出走が出来る競走馬がいない状況でイマイチの世代になりつつある。

前世代は未勝利のまま引退をしたので、今世代も未勝利で引退だと出資者としては厳しい状況なので、クロニオスくんには期待を寄せる次第です。