馬だって熱中症、夏バテになるよ、シルブロン

一口馬主

先日のセレクトセールを考察すると、やはり種牡馬としてはキタサンブラックが一歩リードしてる状況だろう。毎年クラッシック戦線で大物を輩出して、尚且つ古馬になっても活躍をする産駒の働きは、昨今まで人気だったエピファネイヤ産駒とは、違う印象を与えてる。その次に、コントレイル産駒が覇権争いに加わる形でしょうか。

馬だって熱中症、夏バテになるよ、シルブロン

札幌日経オープンを目指すシルブロンくん。何故か北海道に向かわず、美浦トレセンで調整してるのだが、蹄鉄のズレで歩様の乱れが有ると、一報が大本営(シルクホースクラブ)より届いた。以下の通りである。

稲垣幸雄調教師のコメント(2023年7月13日)「本来であれば今日、南Wコースで追い切りを行う予定だったのですが、コースへ移動する途中で歩様が少し気になりました。そこで馬体を確認したところ、蹄鉄がズレていて、それを踏んでしまったことが原因でした。ですので、念の為に今日の追い切りは取り止めることにしました。今のところ、そこまで大きなダメージは無さそうなので、もう少し様子を見させていただいて問題なければ、どこかで速いところを消化しておきたいと思います。ただ、それよりも少し気に掛かるのが、ここ最近の暑さに馬がやや堪えてしまっているように見受けられる点です。先週末には時計こそ出していませんが、運動後は結構息遣いがフーフー言っていましたし、普段の様子も少し元気に欠ける感じで、その点もよく注意して調整していきます」

蹄鉄の件は異常がないみたいだが、コメントを見ると、まさかの美浦トレセンに帰厩させてるとは。札幌競馬場でのレースなら、美浦に戻さずに、そのまま函館競馬場で良かったのではないだろうか。函館競馬場に滞留すると、経費が増えるので、ぎりぎりまで美浦トレセンで調整する腹積もりか。

しかし、連日の災害級猛暑で人間が体調を崩すのだから、馬も体調を崩しても当然である。シルブロンくんも体調の変化が出ている。暑さ対策を密にして、早く北海道へ移動を願うばかりである。暑さに負けるな、シルブロンくん。