崖っぷち一歩手前のクロニオス

一口馬主

前回セレクトセールにおいて、キタサンブラックが種牡馬覇権で一歩リードと綴ったが、売買金額ではエピファネイヤ産駒が1位で、キタサンブラック産駒は2位だった。しかし、今年のエピファネイヤ産駒の成績を振り替えると、来年はコントレイルかキタサンブラックに首位を奪われる可能性は大だろう。

崖っぷち一歩手前のクロニオス

7月15日(土)中京3R3歳未勝利戦(混)ダート1400m にクロニオスくんが出走、今村聖奈騎手(53.0kg)が騎乗して、結果6着に終わる。大本営(シルクホースクラブ)の発表で珍しく今村騎手のコメントが掲載されてたので、先ずはそちらから紹介したいと思う。

今村聖奈騎手のコメント「西村調教師から気の悪いところがあると聞いていたので、なるべく砂を被らないように心がけました。外枠でしたし、理想的な競馬をすることが出来たものの、勝負所では手応えが無くなってしまいましたね。前の馬を抜かそうとしなかったり、抜かれたら反応してもう一度伸びたりとかなり気性面の難しさを感じました。左回りは初めてだったみたいですが、その点は全く問題無かったですよ」

西村真幸調教師のコメント「4コーナーまでは良いポジションで運べたのですが、追い出されてから伸びてきませんでしたね。ブリンカーを着用してみましたが、気の悪さが出てしまい、ジリジリとしか脚を使ってくれませんでした。勝てる能力は持っていると思いますが、自分の力を発揮していないですし、今後も気性面が課題になりそうです。心身をリフレッシュさせたいことから、本日ノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただき、牧場での状態を見ながら次走について検討します」

ブリンカー装着したりと、色々と試してみたいですが、結果が出ず。気性面に問題が有るとおっしゃいますが、セン馬にするにも時間が有りません。まさに崖っぷち一歩です。とりあえず、次回がラストランの可能性が大なので、諦めずに頑張って貰いたいです。