ルメール騎手確保で大勝負、シルブロン

一口馬主

夏競馬が始まり、全然的中しない私。荒れる夏競馬と思いきや、意外と一番人気、二番人気の三連複、二頭総流しでプラスになることが判明。今週も人気サイドで決まるのか、迷う(笑)

ルメール騎手確保で大勝負、シルブロン

前回、猛暑日が続く日本列島において、完全に体調を崩したシルブロンくん。何で北海道に直行させないのかと、心の中で文句を吐き捨てる私でしたが、大本営(シルクホースクラブ)よりの発表で、かなり体調を戻したとの事。以下の通りの発表になります。

稲垣幸雄調教師のコメント(2023年7月20日)「19日に南Wコースで単走での追い切りを行いました。5ハロンから68.6秒のラスト1ハロンは12.4秒というタイムをマークしていますが、最後まで馬なりのまま楽な感じで走り終えることが出来ていましたね。先週の金曜日に速めのところを行ったのですが、それから体調面が良い方に変わってきている印象です。先週は追い切り後にお腹を使って呼吸をしていて、息が戻るのにいつもより時間が掛かっていたのが、今回は先週よりも時計的に踏み込んだ調教を課した中で、息の感じも良化してきています。左トモの弱さは相変わらずあるものの、全体的な走りのバランスは悪くないですし、今の力の要るウッドチップでもしっかりと踏ん張って走ることが出来ていましたね。この調子で更なる状態アップを図りつつ、調整していければと思います。なお、札幌日経オープンの鞍上はC.ルメール騎手に依頼しています」

タイムはそこそこ、良い感じに戻ってきたのですが、本調子には程遠いです。また、左トモの緩さも相変わらず。そもそも、現在の美浦トレセンは改修の真っ最中。その為、坂路コースが使用できない。各陣営も調整には難儀してる模様です。唯一の救いは、ルメール騎手に騎乗依頼したこと。果たして、札幌に向かう前に本調子になれるのか!

稲垣幸雄調教師(2023年7月27日)「先週の調教後から腰回りに疲れが出た経緯がありましたから、27日は南Pコースでの追い切りを選択しました。道中はリズム良く走ることが出来ていましたし、バランスも取れていたのですが、終いはやや上擦るような走りとなってしまいましたね。そうしたことから、ゴールを過ぎてから向こう正面半ばまで少し促し加減に進めたのですが、その時の方が質の高い走りをしていましたし、身のこなしは調教を終えてからの方が良いですよ。この後は土曜日に美浦トレセンを発ち、日曜日には札幌競馬場へ到着する予定となっており、来週は都合が付けばルメール騎手に感触を確かめてもらう予定です」

夏バテの影響でしょうか、腰回りに疲れを見せたシルブロンくん。いつものウッドチップでの調教ではなく、ポリトラックコースでの調教になりました。足元に優しいコースだけに、リズムもバランも良く軽快に走ります。しかし、調教師自ら手綱を取り、調教してるので、ゴール板を越えても負荷をかけて走らせると言う離れ業を決行。これが功を奏したのか、体調面もしっかりと仕上がった様子です。

とまれ、シルブロンくんにとっては、初の北海道遠征です。北の大地では、ルメール騎手が最終追い切りをしてくれる予定なので、どんなコメントが出ると楽しみです。