重賞の二度目挑戦、本調子に戻ったか シルブロン

一口馬主

今年に入り、二転三転と色々と有ったシルブロンくんですが、中山開幕週の重賞「ステイヤーステイークス」に出走する運びとなり、中間の調教も順調で、大本営(シルクホースクラブ)からの発表は以下の通りです。

重賞の二度目挑戦、本調子に戻ったか シルブロン

稲垣幸雄調教師のコメント(2023年11月23日)「23日にWコースで併せて追い切りを行いました。道中はシルブロンが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。3頭併せの予定が1頭付いていけなくなってしまったので、最後は2頭で併走する格好となりましたが、5ハロンから66.3秒と良いタイムをマークしましたし、最後までしっかりとハミを取って走ることが出来ていました。レースに乗ってもらうことになったT.マーカンド騎手に跨ってもらいましたが、『道中はリズム良く走ることが出来ていましたが、自分の仕事を分かり過ぎている面があると言うか、これくらい走れば大丈夫だろうと馬が決めている部分があるなと感じたので、その点は頭に入れておきたいと思います』と話していました。トモの状態も先週と良い意味で変わりないですし、調教の動き的には昨年の秋頃の連勝していた時の印象に近い感触を得ていますから、この雰囲気を維持しながら来週の競馬に向かっていければと思います」

一週間前追い切りで、短期免許外国人のT.マーカンド騎手が騎乗して感触を確かめて貰ったが、意外とズブさを見せてる模様。しかし、T.マーカンド騎手自身は良い感触を持ったみたいです。ちなみに、この日の調教はかなり内容が良かったみたいで、ネットの予想サイトでは高評価を上げられてました。そして、大本営から、最終追い切りのコメントは、以下の通りです。

稲垣幸雄調教師のコメント(2023年11月29日)「29日にWコースで単走での追い切りを行いました。自厩舎の馬を前に見つつ進める形でしたが、時計的には5ハロンから66.7秒のラスト1ハロンは11.6秒と良いタイムをマーク出来ましたね。今週から右回りでの追い切りに変わったのですが、コーナリングには特に問題は無く、左トモのこなしを含めてスムーズでしたし、直線では左のハミを強めに取っていたものの、最後まで真っ直ぐに走ることが出来ていました。調教の動きには良い頃の反応の良さが戻ってきている印象ですし、体重はそこまで変わりないものの、馬体も良い意味で大きく見せていますから、状態面については自信をもって送り出すことが出来そうです。3,600mという距離については、やってみないと何とも言えないものの、T.マーカンド騎手も先週の追い切りに跨ってもらって感触はしっかり掴んでくれたと思いますし、状態の良さを活かして良い勝負を期待しています」

最終追い切りは、稲垣調教師自ら鞍上して、感触を確かめました。かなり状態は良さそうです。ただ年始のダイヤモンドステイークスが3400mで最後の直線をヨロヨロした状態でしたが、今回は200m延長しての3600mです。果たして、吉と出るか凶と出るかは難しい所です。シルブロンくんには無事にターフを駆け抜けて、掲示板に載れることを期待したいです。