念願の目黒記念、シルブロンの力走に期待

一口馬主

念願の目黒記念、シルブロンの力走に期待

大阪ーハンブルクカップで4着と、いまいちの結果に終わったシルブロンくん。モレイラ騎手から、今回は展開が向かなかっただが、いつか大きいところで活躍する馬とのコメントに。リップサービスだと分かってるのだが、出資者としては期待が膨らむ。次走は何処のレースかと予想してると、大本命の『目黒記念』に出走予定と大本営(シルクホースクラブ)より発表が有った。関係者のコメントは以下の通りである。

稲垣幸雄調教師のコメント(2025年5月15日)「14日に坂路コースで追い切りを行いました。単走の形を採り、全体で53.8秒のラスト1ハロンは12.7秒というタイムをマークしています。帰厩後1本目の本格的な追い切りということもありますが、まだ全体的な身のこなしには重さを感じましたね。大きくバランスが崩れてしまっているわけでは無いものの、左トモの弱さはいつも通り感じますし、その点も良化を図っていく必要があるでしょう。こちらに帰厩当初、右前蹄に裂蹄の症状が見られたのですが、装蹄師とよく相談しながら進めるようにしている為、調教を積みながらも蹄が悪い方に向くことはありません。ただ、油断は出来ませんから、今後もよく様子を見ながら慎重に調整していきたいと思います」

今年に入って順調に出走してたシルブロンくんですが、大一番を前に、まさかの裂蹄とは。左トモの具合も良くないのに、踏んだり蹴ったりの気分になります。しかし、念願の目黒記念に出走。トニービンと産駒と言えば、東京競馬場は無双の強さを誇る。何と出走して欲しいと願ってると、一週間前の追い切りコメントが届いた。

稲垣幸雄調教師のコメント(2025年5月22日)「22日に坂路コースで追い切りを行いました。1週前追い切りでしっかりと負荷を掛けておきたかったですし、終いは仕掛けて脚を伸ばす形を採りました。先週末に坂路で時計を出した際に、段々と良いバランスになってきているなと感じていましたが、今日は更に良い格好で走ることが出来ていましたね。全体で52.3秒のラスト1ハロンは11.9秒という数字を見ても、シルブロンなりに良い形でまとめることができ、1週前としては上々の動きだったと思います。蹄やトモを含めて馬体面にも特にトラブルはありませんから、この調子で来週の競馬に向けて態勢を整えていければと思います。なお、目黒記念ではD.レーン騎手に手綱を取ってもらう予定になっています」

先ず、鞍上がD.レーン騎手に決まった事は吉報だ。1勝クラスで勝利を上げる騎手だけに、心強いし縁起が良い。体調面も蹄やトモを含めて、今の所はトラブル無しで経過してる。今は順調に来てるので、何とかこのままシルブロンくんが東京競馬場のターフを駆け抜けて欲しいと願うばかりである。