マーテル、世代最初の入厩を果たす!!

一口馬主

非常事態宣言で日本中がコロナウィルスが混沌とする中、宣言当日に吉報が届きました。2018年度の最初の入厩の知らせ。お出掛けも出来ない、買い物も出来ない昨今において、今の拙僧には一口馬主が楽しみの日々で有ります。

マーテル、世代最初の入厩を果たす!!

広尾サラブレット倶楽部の出資馬マルヴァーンスプリング2018(牝)の馬名が「マーテル : Mater」に正式決定。ローマ神話の女神マグナ・マーテルからの命名となりました。ちなみに、馬名総選挙で投票した名前だけに嬉しいの一言!!

マルヴァーンスプリング2018(牝)改め、マーテルちゃんは至って順調に過ごしており、三嶋牧場・西舎共同育成場在厩。おもにBTCの屋内ダートトラックにてハロン20秒ペースのキャンター2400m、週2回坂路にて2F15-15を乗り込まれています。馬体重464kg(3/3測定)
○担当スタッフ○
「さらなる体力強化とスピード維持を目的として、2F15-15の本数をしっかりと消化中。手綱を緩めると馬が行ってしまいそうな勢いですので、あえて抑えて登坂している状況です。飼葉喰いが落ちたり、体が減ったりするようなことはないですし、冬毛もこれから抜け始めそうな感じ。ここまで特に問題らしい問題は見当たりません」

3月上旬には栗東近郊でさらに調教を進めて行くことになり、京都府綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルに移動。なお、長距離輸送でも熱を上げるようなことはなく、ひとまず大きな反動は見受けられずに、無事に到着しました。

宇治田原優駿ステーブルでは、「体温や飼葉喰いなど特に輸送による反動は見られませんでしたので、騎乗しての常歩から、ロンギ場での速歩を経て、すでに馬場入りをスタートさせています。まずは軽いキャンターで様子を見ながら、徐々にペースを上げていきましょう」(青山調教主任)とのコメントで。ここから夏に向けて順調に進んで欲しいと願うのです。願いが通じたのか、マーテルちゃんは至って順調。

宇治田原優駿ステーブル在厩。現在はトラックにて軽め2400m、坂路にてハロン18秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重446kg(3月末測定)
「環境の変化にすぐに慣れてくれましたし、スムーズに坂路調教へと移行。明日から終いを少し伸ばして、時計を入れていこうかと思っています。すごく乗りやすい馬で、スピードもありそうですよね。週明けから行っているゲート練習についても問題なくこなしてくれています」とコメント頂きました。このまま順調にトレセンまで頑張って欲しいと願ったら、いきなり4月8日、栗東トレセンに入厩。まずはゲート試験合格まで進めていく予定になっています。翌日より坂路入りを開始しており、ハロン16~17秒ペースのキャンター1本を消化。いきなりのお呼びにちょっと驚きを隠せませんが、このまま滞在して6月からのデビュー戦向けて頑張っても良いのではと淡い期待を抱きながら、マーテルちゃんの成長を見守り続けるのです。