乙女心と体重は何とやら!!フレーヴォ始動!!

一口馬主

ついにJRAの職員にコロナウイルスの感染者が発生。
これに伴い、競馬は無観客で施行されますが、騎手や競走馬の移動制限を発表されたお陰で、当方のブログで「ブロック制」の記事が急上昇!!皆さん、暇な時でも読んで頂けると幸いです。

乙女心と体重は何とやら!!フレーヴォ始動!!

時を戻そう!!
フレーヴォちゃんは前走4着、敗因はめっきり減った馬体重!!

飼い葉を食べても全然体重が増える事がなく、むしろ減る一方と言うフレーヴォちゃんは馬体重を戻す目的で休養に入るのですが、乙女心はおデブになる事を拒否したらしく中々増える事が出来ずに、去年の12月から時を過ごすフレーヴォちゃん大本営の発表だと以下の通りです、

去年12月17日に滋賀・朝宮ステーブルに移動し、日中はウォーキングマシン60分。
○当地スタッフのコメント○
「まだ競馬を走り終えたばかり。十分にリラックスを・・・との指示を踏まえ、余裕を持たせた生活を続けています。受け入れ態勢が整い次第、信楽牧場へ移動の見込み。庄野先生と打ち合わせが済んでおり、ウチでは歩行運動に徹する予定です」

その後12月25日に滋賀・朝宮ステーブルから滋賀・信楽牧場に移り在厩。日中はウォーキングマシン30分、ダートコース・ダク2000m→キャンター2000m(1ハロン25~27秒ペース)。
○当地スタッフのコメント○
「12月25日(水)に再びウチへ。直後に庄野先生も来場し、実際に確認されましたよ。飼い葉は食べているものの、それが数字に繋がらぬ現状。まだ外見的にも寂しいですね。まずはボリュームを戻す部分を優先。成長も待ちつつ・・・でしょう」

中々体重が戻らずに、と言うよりも普通は冬場は体重が増えるのですが、休養先で時をじっくりと過ごし。3月上旬に450kgまで体重に増やすに成功。当地スタッフからも「3月7日(土)は15-15まで伸ばす格好に。その後もテンションは上がらず、馬体重も450kgに達しています。ようやく食べた分が数字に繋がるように。入れ替えの兼ね合いでズレ込んだものの、近日中に移動の段取りが組まれそうですよ」と栗東に戻る目安がつき、3月13日に栗東トレセンへ帰厩しました。

スムーズに事が進まないのが、競馬の醍醐味!!

これで直ぐに競馬に出走できると思いきや、フレーヴォちゃんはゲート進入で駄駄を捏ねます。確かにゲート試験で一発合格しなかったですからね。大本営の発表は以下の通りです。

2020.03.25
フレーヴォは、3月25日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで4ハロン50.9-37.8-12.4 6分所を末強目に乗っています。併せ馬では一杯の相手の外を通って0秒6先着しています。4月4日(土)阪神・3歳未勝利・混合・芝1600mに松若騎手で予定しています。
○庄野調教師のコメント○
「3月25日(水)はウッドで終い重点。動きは良好ですね。着実に上向いている印象。まだ線の細さが残るとは言え、スピード感は十分でしょう。松山騎手が中山へ参戦予定に。計画通りに来週へ向かうものの、ジョッキーに変更が生じています」

2020.04.01
フレーヴォは、栗東トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。ここに来てゲートへの進入に対して不慣れな面を窺わせており、もう少しの間は同様のパターンで調整を行ないます。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○庄野調教師のコメント○
「3月27日(金)にゲートの確認へ。嫌がって枠入りを拒否してしまい、ようやく収まった後も危うい雰囲気で・・・。4月1日(水)も大きく変わらずに、このままレースへ臨むのは難しそう。出走は来週以降に延ばし、もう少し反復しましょう」

2020.04.08
フレーヴォは、4月11日(土)阪神・3歳未勝利・芝1400mに松若騎手54kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位16番目、同順位1頭で出走可能です。4月8日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで4ハロン50.5-37.2-11.9 6分所を直線強目に乗っています。併せ馬では馬なりの相手の外を0秒2先行して同時入線。短評は「小柄で仕上がり早」でした。
○庄野調教師のコメント○
「4月3日(金)のゲート練習では無難に対応。この感じならば大丈夫ですね。8日(水)は軽く気合いを付ける形。もう少しフックラすればベターながら、体調は決して悪くないと思います。スピードを秘めるだけに、距離短縮もOKでは・・・」

フレーヴォちゃんの気難しさがゲート進入の練習出てしまったお陰で、レース選びに支障が出て、本来予定してたマイル(1600m)から短距離の1400mに変更する事態が発生。しかも、騎手が松山騎手から松若騎手に変更となりました。ただ悲観する事はなく、むしろ短距離でのセンスが有るのか?と言う意味では試金石のレースにもなるでしょう。鞍上の松若騎手は先日施行された高松宮記念でG1制覇した絶好調な騎手、後は当日体重がどうなることやら、体重もフレーヴォちゃんの気難しさが出ない事を祈るばかりです。