都会の菜の花畑を求めて

僭越ながら今年の目標は、『旬』に出逢う旅を目標に色々とチャレンジしようかと思います。『旬』と言う言葉には『食べ物』に使われるのが普通ですが、『自然や花』などを求めてぶらり散歩って感じです(笑)今回は『菜の花』が見たくなったのですが、房州半島まで行くよりも都会に癒やし的に『菜の花』を見れる癒やしスポットが有ったので行ってきました。

『チャイナブルー』に訪れて!

先日横浜でのランチの中華はとても印象的で、いつも中華を食べに行くと、大雪にぶつかるはとよくトラブルに見舞われます。それだけに横浜の中華は感慨深い思い出になったのですが、人間って欲深い生き物で『点心もっと食べたい』『今度はちょっと豪華な中華が食べたい』という願望が生まれるのも、人間の性なんでしょうね。そんなことで色々とサイトで探しながら、今回訪れたのは汐留『チャイナブルー』です。
こちらのお店に決めた理由は、汐留から浜離宮恩賜庭園が近いことと、連れの好きなカクテルでよく飲むのが『チャイナブルー』に引っ掛けて(笑)冗談はさておき、今回伺った『チャイナブルー』はいつもお世話になってる『一休.com』では口コミで高評価だった事と、やはりホテル『コンラッド東京』内の有る中華店なので、何もかもが丁寧親切でした。これぞ、『おもてなし』と言うプライスレスのサービスです。

『最初に何か飲まれますか』と聞かれ、セットで中華茶が込まれてると思ってたのですが、中華茶を頼んだらトンチンカンな応答して店員さんを困らせました。いや、恥ずかしいです(涙)
『料理長のオススメの点心三種』に、『なまこ入り醤油とろみスープ』
どれも美味しく食感が素晴らしいですね!やはり点心は海老にアワビと食材も味付けも良く、箸休めの牛肉のすじ肉煮も美味しいですね。なまこのスープは醤油ベースですが、醤油と言うよりも酢の味付けがして酸っぱ味とほんの少し辛味が感じる味付けに仕上げってました。『豚角煮の揚げ物 香港甘酢で香り豊かに』、『ふくろ茸と黄にら入り 伊府麺の焼きそば』
豚の角煮を揚げ物にする発想は有る意味すごい!!食べてるとご飯が欲しくなる逸品です。良く角煮を揚げると考えたなって改めて感激すると共にカロリーが高そうってちょっと心配しました(笑)
『伊府麺』は、中国の広州で発案された小麦粉を一切使わず卵だけで練り上げた黄色みがかった色麺で、豊かな香りといい、広州人が一番高級と自負する麺です。
黄にらで焼きそばにするのは、ベーシック手法でとても美味しく頂きました。
最後に、『本日のオススメデザート』で、果物のゼリー・お餅・ジュースでお口直し。窓際の席に通されたのですが、目の前に広がる東京湾と眼下の浜離宮の緑が都会の一息を感じて癒やされました。また機会が有れば、『チャイナブルー』に訪れたいと思います。

今が旬の『浜離宮恩賜庭園』へ

潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられた様式です。昔は潮入の池は、旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園などと色々と御座いましたが、今ではこちらの浜離宮恩賜庭園だけが海水の出入りをしてるのです。他は埋め立てられてるのでね。徳川家が代々と改築されて徳川家斉の時代になって現代の庭園になりました。維新後は皇家の別邸として存続するようになります。
さてと、鴨場は江戸時代の鷹狩を行われた場所であり、実際に案内の看板を見てると色々と鴨は可哀想に思えるのですが、現在庭園の池にいる鴨を見てると優雅にのんびり過ごしてる感じを受けます。『シンクロ、シンクロ』って感じで鴨は水面を逆立ちしながら餌を探してます(笑)
先程まで食事をしてた『コンラッド東京』の建物が見えるのですが、都会と自然のコンビネーションが、ある意味凄く東京の真ん中にこんな空間が有るのに驚きます。
このように散策してるとふっと思うのが、『ここは庭園なのか?それとも公園なのか?』と言う問いにぶつかるのですが、入場料(300円)を払って時点で『庭園』なんでしょう。皇居みたいに無料で色々と散策出来る場所(皇居は今上天皇のお住いの場所ですから)が公園と言い難い一面も有ります。松・桜に梅と色んな木々や植物がこれだけの広さと緑豊かな場所だと維持費も掛かるでしょう。しかし、こう言う場所は人間の安らぎの場で有ると共に、鳥や小動物も多く野鳥の憩いの場で有るのです。そういう意味では入場料を払っても安らぎを求めてもいいでしょう。そうそうちょうどお太りの猫も居て可愛いです。この子はオスなのかな?オスなら捕まえたい(笑)
大手門のそばの三百年松を通り過ぎると、お目当ての菜の花畑が一面に広がります。まさに黄色の絨毯が一面に広がって都会とは思えない光景に一瞬ここは何処って思える程です。

水上バスで浅草へ!!

浜離宮恩賜庭園には隠れたスポットが御座いまして、何と水上バス乗り場が庭園内に有ります。スイカ・パスモでチケット購入する売り場を備えてるので、手売りで無いからある意味スゴイかもしれないです。
外国からの観光に来られた方々はここから浅草へ向かうのが観光のパターンなのかもしれないです。実際に日本人(修学旅行の学生を除く)よりも外国人の乗船客が圧倒的に多いです。浅草、浜離宮恩賜庭園、日の出桟橋、浅草と回遊するコースです。浜離宮恩賜庭園から浅草までは大人740円です。お台場方面に行きたい場合は日の出桟橋乗り換えになります。浜離宮恩賜庭園の水門を抜けて堤防のカモメを見ながら隅田川を昇る感じでの水上バスは外国人には人気で、やはり浅草をダイレクトに行けるのが人気のツボでなんでしょう。

浅草寺からの『ホッピー通り』へ!!

水上バスを降りて、浅草寺へと向かうと日本人にもおなじみ、外国人には奇妙な世界を醸し出す雷門が見えてきます。最近は1日着物レンタルをしてるので、着物を着た日本の若い女性は雷門の前を通り過ぎると、外国観光客はシャッターチャンスばかりにカメラを構えます。やはり着物を着た日本人は良いでしょうね。
浅草寺への境内に向かう途中の仲見世で『舟和』の若者向けのお店を発見し、アイスクリームと迷ったのですが、歩き食べは出来ないので、芋ようかんを食べてとても美味しく大正解!!
境内に入ると、外国人が奇妙な腰を振る光景を見かけ、何をしてるのかと思えば、おみくじの箱からくじを出す時に腰を振るアクションwカップルほど盛り上がって腰振ってました(笑)参拝を終えてオレンジ通りの傍を通ると日本芸能界の著名人の手形の数々が並んでます。『この人は知ってる?この人は知ってるよ!』って感じで色々と盛り上がりながらの手形探しも会話が弾みます。しかし、飲兵衛にとってはやはり居酒屋に入らねばって感じでたどり着いたのが、『ホッピー通り』

ホッピー通り『赤とんぼ』を訪れて

連れが『ホッピー通り』で飲みたいと言ってたので、来てみましたが、感じからすると大衆酒場というよりもよく競馬場の場外とかに有る飲み屋って感じがします。お値段も高くも安くもなくそこそこで、一品の量も少し少ない感じがします。安くて食べてタラフク飲めると言うお店で無く、雰囲気で飲むって感じのお店でした。『モツ煮込み』は薄味噌味。『スジ煮込み』は肉じゃがの味付けです。

こんな感じで1日をが過ぎましたが、ポイントとしてあげるなら『浜離宮恩賜庭園』と『水上バス』を使っての過ごし方です。水上バスは浅草だけでなくお台場にも向かうので、上手く組み合わせるとデートコースになるのでは無いでしょうか?興味の有る方は『浜離宮恩賜庭園』、『水上バス』を訪れてみては如何でしょうか?

 

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