12月は師走で坊主が走り回る月なのに、我が出資馬は5頭も出走する事態が発生。これは年末の帳尻合わせかと思うほどです。しかも良い結果ならば嬉しいのですが、結果は散々です。どうしてこうも良い着順が取れないのかと思うほどに12月の一口馬主は散々な成績でした。
中央再出発のメリディアン!結果はまさかの!!
門別の地方巡業を無事に終えたメリディアンちゃんは、千葉のケイアイファームで休養をした後に、新しい転入先の坂口智康厩舎の元で、中央再復帰に向けて準備を進めます。大本営(ロードサラブレッドオーナーズ)の発表は以下の通りになります。
2020.11.24
メリディアンは、11月20日(金)に栗東・坂口智康厩舎へ入厩しました。ひとまずは1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行ないます。ゲート試験の合格が当面の目標です。
当地スタッフのコメント
「入厩スケジュールが定まった部分を考慮し、先週前半はハロン18秒ペースのキャンターを消化。11月18日(水)以降は控え目な内容に止めて体調を整えました。19日(木)の夜間に出発。1勝クラスでも通用するところを見せられると思います。」
転入先の坂口智康調教師は、エイシンヒカリで有名な坂口正則調教師の長男です。若い時から厩務員として父親の厩舎に入りその後調教助手を経て、調教師試験に合格。若手ホープとして注目の存在です。尚、調教師合格の会見の際に、「競馬においてその馬の全能力を発揮できるような競走馬が理想なので、そこを目指した馬づくりをしたいと思っています」と抱負を語ってます。
2020.11.26
その後メリディアンは、11月26日(木)栗東・ダートEコースでゲート試験に挑戦。結果は合格でした。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
坂口調教師のコメント
「11月25日(水)の確認を経て、26日(木)にゲート試験へ。あまりスタートは速くないものの、無事に合格の判定を得ています。小柄なタイプなのに加えて、ずっとテンションが高い状態。早い段階でレースへ送るのがベターかも知れませんね」
最近思うのですが、テンション高い馬は、じっくり仕上げずに早めにレースに送る意味は何でしょうか?個人的に色々と考えたのですが、厩舎内で怪我を負うリスク等と思ったのですが、答えが見つからずにおります。今度じっくりと調べてみたいと思います。
2020.12.03
メリディアンは、12月3日(木)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。12月12日(土)中京・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mに坂井瑠星騎手で予定しています。
坂口調教師のコメント
「左へ行くような面を持っており、12月3日(木)は序盤を慎重に。終い重点で追い切っています。動き自体は上々。自分からハミを取り、前向きなタイプです。この感じならば来週で出走態勢が整えられそう。まずは芝1400m戦を試しましょう」
新馬戦の時にあわや逸走するかと思った左に行く癖はまだ治ってないみたいですね。それも有ってか左回りの中京競馬場をチョイスとは良い選択だと思います。
2020.12.09
メリディアンは、12月12日(土)中京・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mに坂井瑠星騎手54kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位6番目、同順位2頭で出走可能です。12月9日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。
坂口調教師のコメント
「12月9日(水)はビシッと。しっかり動けていたと思います。相変わらず多少カリカリしており、フレッシュな間に送り込みたいところ。予定通り今週の競馬へ向かいましょう。1勝クラスで初めての実戦。まずは目途の立つ走りを・・・ですね」
今回は初の左回りに新しい指揮官と前途多難な雰囲気ですが、個人的には楽観ムードです。無事にレースを終えて帰って来てくれると嬉しく、欲をかけば良い着順をと願うばかりですwww
レース当日大幅体重減、結果も最下位!!
メリディアンは、12月12日(土)中京9R・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mに坂井瑠星騎手54kgで出走。18着でした。
坂口調教師のコメント
「結構なイレ込み具合。レースへ向かえる精神状態とは違った模様です。また、返し馬から突っ張った走り。ゲートは練習よりも出られたものの、支えないとバランスを崩しそうで・・・と鞍上は振り返っています。時計も速いだけに尚更。この感じだとダートの方が無難かも・・・。申し訳ありません」
2020.12.16
メリディアンは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は12月18日(金)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して冬以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
坂口調教師のコメント
「無事にトレセンへ。脚元は大丈夫そうです。ただ、タイムオーバーで1ヶ月は出走停止。育成場で待機するのが妥当でしょう。12月18日(金)にグリーンウッドへ。年明けの出走状況も確認しつつ、帰厩のタイミングを窺えれば・・・と思います」
いやはや、まさかまさかの最下位とは、しかもタイムオーバー付きでショックがデカい!メリディアンちゃんはテンションの高い馬のイメージではなかったのに、大幅なマイナス体重での出走です。地方では詰めて出走しても440kgを保ってたのに、明らかに坂口厩舎の調整が失敗したのでしょうね。コメントを見るとダートの方が無難と記載が有りますが、能力的には芝向きでしょう。ダート向きなのはフレーヴォちゃんの方です。そして何より一番問題なのは、坂口調教師がテンションの高いと言う理由で調整失敗をしたのに対して、地方は短い期間で2勝も上げて体重も440kgで調整を行ってる。これは地方の調教師の方が能力的に優れてると言う点ではないか!!まあ、復帰戦が最下位と言う結果ですが、次回は順位を一つでも上げて欲しいと思います。