クリスマスイブに出走、シルブロン!

一口馬主

一口馬主、初のメインレースに出走するシルブロン。年末最大のプレゼントをくれた同馬には、ただただ頭が下がる想いで一杯です。出走表を見渡すと、7枠13番で翌日に行われる有馬記念の有力馬「タイトルホルダー」と同じ番号です。マークシートの塗り間違えで、人気が上がるかもと密かに心配してます。有力候補では、菊花賞組の3歳馬が本命視されてます。人気にはならないと思いますが、昇級戦のシルブロンくんの走りに期待が膨らみます。

クリスマスイブに出走、シルブロン!

遂にシルブロンくんの3勝クラスの初戦である「グレイトフルステークス」の出走に向けて、大本営(シルクホースクラブ)より以下の通達が届いた。

稲垣幸雄調教師のコメント(2022年12月15日)「15日に南Wコースで追い切りを行いました。終いは軽く気合いを付ける形で、5ハロンから69.2秒のラスト1ハロンは12.3秒というタイムをマークしています。左回りに比べると右回りの方が、左トモの頼りなさは感じられるものの、先週よりもコーナーでしっかりと踏ん張って走ることが出来ていました。右回りでの走りのバランスにまだぎこちなさはあるものの、追い切り後の息の戻りは良好で中身は悪くありませんし、先週に比べると全体的な動きも良化傾向にあると感じています。ここまで良い雰囲気で調整できていますし、このまま来週の競馬に向けて態勢を整えていきたいですね」

調教師の見解は、右回りだとフォームに問題が有るとの診断。しかし、息遣いは良く呼吸器系の違和感は無さそうです。タイム的にもラスト12秒前半でフィニッシュしてるので、状態面は悪くないと思います。シルブロンくんは中山競馬場の成績は、競走中止、4着、11着と芳しくなく、有る意味鬼門です。

それに加えて、コーナー6個の中山競馬場の中でもトリッキーなコース、マイラーの馬でも好走する2500mです。シルブロンくんには器用さが求められる今回のレース、唯一の好材料はルメール騎手が続投して騎乗することでしょうか。最終追い切りの状況が、大本営(シルクホースクラブ)より届きました。

稲垣幸雄調教師のコメント(2022年12月21日)「21日に南Wコースで追い切りを行い、5ハロンから68.3秒のラスト1ハロンは12.3秒というタイムを出しています。先週末には左回りのWコースで軽めに動かしたのですが、その時と比べると今日は右回りということもあってか、コーナーで何度かトモのグリップの弱さを感じる部分がありました。馬場が荒れた時間帯に追い切った影響は多少あると思いますが、今回は中山コースになることを考えると、その辺りの不安を完全に払拭できたとは正直言えない状況です。ただ、それ以外に特に不満な点は無く、手前はしっかりと替えていましたし、直線では最後までハミを取って走れていて、全体的な動きは評価できる内容だったと思います。前走時はメンコを外して競馬に挑み、それで結果を残せましたから、今回も同様に出来ればと考えていますが、最終的にはレース当日の精神状態を見て決めたいと思います。先ほども言った様に今回は右回りを克服できるかが一つの鍵になると思いますが、距離延長はプラスに働くでしょうし、状態の良さは感じていますから、その辺りで上手くカバー出来ればと考えています」

右回りだとトモに違和感を感じるみたいで、コーナリングでトモのグリップの弱さを感じるとコメントを見ると、コーナー6個ではジャブのように走りに影響を与える予感がします。

それでも追い切りのタイムは1週間前に比べて、1秒速い時計で終えてるので、状態面は万全だと思います。中山競馬場で結果を出してないのですが、シルブロンくんの父トーセンジョーダンは、中山では重賞を制してるので、血統的には問題はないと思います。

有馬記念の前哨戦である「グレイトフルステークス」にルメール騎手が騎乗するので、鞍上のやる気度が、何処まで本気か分かりませんが、此処で勝利するかしないかでは来年のレース選びにも影響を与えるので、良い結果を残して貰いたい。

真っ赤なお鼻のトナカイならぬ、真っ白なお顔のシルブロンくんがクリスマスプレゼントを届けてくれることを祈りつつ応援したいと思います。頑張れ、シルブロン!