久しぶりの新潟競馬場、シルブロンに関越ステークス
巷は、シルクホースクラブの新規募集で活況を呈する中、愛馬シルブロンくんの近況が届いた。下記に通りで有る。
稲垣幸雄調教師のコメント(2025年7月31日)「先週の水曜日に帰厩させていただいた後は特に問題無く運動できていたのですが、先週末に坂路コースで時計を出した後から夏負けのような症状が出て来ています。飼い葉は食べられていて水も飲んでいるのですが、馬房では以前ほど目に覇気がありませんし、乗ってみても常歩からフラフラして力が入っていない感じでした。そのような状況でしたから昨日には治療を施しましたが、今日は昨日よりも状態が良くなっていました。今日のコンディションであれば追い切りを行うことも不可能ではなかったかもしれませんが、もう少し良くなってくれるか確認したかった為、今日も追い切りは行わずに様子を見ています。明日追い切りを行えれば予定通り関越ステークスへ向けて進めていくことが出来そうですが、状態的に追い切らない方が良さそうだと判断した場合は、予定を一度白紙に戻し仕切り直すことも検討しています。引き続き馬の状態を最優先に、注意して進めていきます」
シルブロンくん、夏バテしたのね。関東はめちゃくちゃ猛暑日ですから、仕方がないです。しかも、次走は久しぶりの距離短縮で1800m戦に出走。でも、体調面を考慮して、辞退も視野に入れるとコメント。情報量が多くて追い付けない。個人的には、1800mを使うなら、父トーセンジョーダンが制した札幌記念を使って欲しいし、夏バテを考慮してもそちらが良かったと思うが、一口馬主って、難しいですね(笑)
稲垣幸雄調教師のコメント(2025年8月6日)「先週の金曜日には無事に追い切りを行うことができ、その時点で特に動きに違和感は無かったため、これなら今週の競馬に向けて進められそうだなという感触でした。そして、先週末には坂路で15-15から終いを少し伸ばす形で時計を出しており、本日には坂路コースで追い切りを行いました。当該週の追い切りはそこまで無理をさせる必要は無いと考えていたため、全体で56.8秒のラスト1ハロンは12.2秒というタイムをマークして終えていますが、動きには纏まりや柔らかさがあって状態としては悪くありません。強いて言えば前回調整時の方が力強さがあったかなと思いますが、それでも現状の力を出せる仕上がりにはあり、一度夏負けの症状を見せてしまったところから上手く立て直すことが出来たと思います。最近は長距離のレースを中心に使ってきたようにタイプ的には2,000m以上あった方が良いかもしれませんが、1勝クラスで足踏みをしていた時とは馬も違いますし、近走のゲートの出やレース振りからはこなしてくれる可能性もあると思います。ハンデの57kgもこれまでの実績を考えれば仕方無いとは思いますが、条件も含めて簡単なレースにはならないでしょう。それでも、ここで良いレースが出来れば今後に向けて幅が広がりますから、その面では楽しみにしています。なお、鞍上は津村明秀騎手に依頼しています」
最終追い切りも無事に終え、鞍上は津村騎手に決定。体調面も整った様子なので、出走する運びになりました。出走メンバーを見ると、オープン戦割には、重賞で好走したメンバーが揃ってます。しかも、重賞制した馬と同じ重量背負うとは、今回もかなり厳しいかもしれないです。とりあえず、無事にターフを駆け抜けて欲しいと願います。