前回購入したクロケット&ジョーンズのスエードローファー『シドニー』。靴底がレザーソールなので、耐久性を上げるためにハーフラバーを貼る為、靴専門店を探すのですが、そもそもハーフラバーを貼る人と貼らない人に分かれますが、どちらが正しいのでしょうか?
ハーフラバーソールを貼りましょう!
何故ハーフラバーは貼るべきか?
ハーフラバーソールは、革靴の裏のレザーソールに貼り付ける薄いゴム製の板を「ハーフラバーソール」(略して、ハーフラバー)と呼びます!
ハーフラバーを貼るか?貼らないか?の論争は、専門家でも色々と意見が分かれており、最終的には個人の見解での判断に委ねられます。
そこでハーフラバーを貼るメリットとデメリットを検証しておきましょう!
ハーフラバーを貼るメリット!!
1:レザーソールの保護
長持ちするための延命措置ですが、これが意外と有効です!
オールソール交換(ソールまるごと交換)は高額な費用負担が大きいため、ハーフラバーの交換だけなら費用の削減に繋がります!
2:滑り止め効果
これは賛否両論で、そもそも滑るのはヒールだから、ハーフラバーを貼る必要性は有るのか?効果は有るのか?と言う疑問視も有ります。ただ購入したばかりのレザーソールは、デパートの床などのツルツルタイルではとても滑りやすく転びそうになります!
3:水の染み込み防止
ハーフラバーを貼ることで、雨の日の水の吸収を防ぐ効果が有り、やはりレザーソールの保護の役目が大きいです!!
ハーフラバーを貼るデメリット!!
1:通気性が悪くなる
革素材は通気性が有ります。ハーフラバーを貼ることによって靴の中が蒸れやすくなります。足が汗をかくことが有る。
2:革本来の素材感が楽しめない!
歩く時の革本来のコツコツした音が楽しめない。歩く時の履き心地が損なうと言う意見。これは個人的な意見ですが、、
3:返しが悪くなる
貼るデメリットの最大の理由は、返しが悪くなること。これは歩く時に革の柔らかさなくなり、つま先が削れていく現象が起こります。そのためにハーフラバーだけだと、つま先が削れてきた時にラバーがベロンベロンになって、相当ダサいことになります。また、つま先が削れた後にスチール(靴のつま先に金属を貼ること)を付けると、余計に費用がかかります。
以上が、メリットとデメリットですが、最終的には購入する人の気分やこだわりになると思います。なので、このブログを見て参考程度で聞き流すのが良いでしょう。
では、何故自分はハーフラバーを貼るかは、購入した靴長く履きつづけるためです。やはりレザーソールだけだと、靴の耐久性は劣ります。レザーソールの縫い目から水が染み込むと靴の劣化は早くなります。高い靴を購入したので、長く愛し続ける愛着が持ちたいからです。
何処でハーフラバーを貼りましょうか?
ハーフラバーを専門店で貼って貰うのが良いでしょう!
個人的には靴のケアで有名なユニオンワークスが一番持ち込み率が高くで、自分もお願いしょうかと思ったのですが、以前ユニオンワークスへ持ち込んだら作業で1週間かかりました。ちょっと長いので、伊勢丹と思ったのですが、それより近い銀座三越『シューケア&リペア工房』に先日購入した『シドニー』を持ち込みました!!
銀座三越5階で、隣は靴売り場でちょっと三越で買った靴でないから気まずかったですが、定員の方は丁寧に応対して頂き、もっと前からこちらに持ち込めばよかったと思いました。ハーフラバーを貼るのに1時間もかからずに、作業が終わり出来栄えもお見事!!
待ってる時間もデパートなので、ぶらぶらとウインドショッピングして、時間を潰せたのも良かったです。写メで見てもらっても分かりますが、実際に貼ると本当に薄いです!!
シューツリーもケアーで購入!
銀座三越『シューケア&リペア工房』でハーフラバーを貼って貰ったので、次いでにシューツリーも購入しました。
店員の方の話だと、シューツリーはバネ式よりも金具式のシューツリーを勧められました。ローファーは革が伸びやすいので、調整が出来る金具式が便利で良いらしいです。
確かに、シューツリーを入れっぱなしにしてると1,2年で、革が伸びるのですよね!金具式なら調整が出来るので一理有ります!!
シューツリーは木製なので湿気も取るので、長く愛着を持って履く方にはオススメです!!
以上、ハーフラバーの話ですが、最終的には貼る貼らないは個人の見解ですが、最終的には買った靴を最後まで愛着持って履くことが大事という事が、一番だと個人的には思います!!