浜松町で最も愛される煮干し系中華そば 『中華そば いづる』

港区,食べ歩き

浜松町界隈で、最も並ぶと言われる煮干しラーメン屋『中華そば いづる』。煮干し系らーめんでは、かなりの有名店で、この店の味を味わおうと行列が出来る程の大繁盛です。余談ですが、煮干し系らーめんを、ニボニボ系と呼び、煮干し系らーめんを愛する方をニボラーと呼ぶ。

浜松町で最も愛される煮干し系中華そば 『中華そば いづる』

時を戻そう!8月下旬に大門付近を歩いてると、以前見掛けた『中華そば いずも』の店先に店員が立ってた。猛暑日が続く東京で店先に立って客引きとは、ある意味、罰ゲームかと思うほど、酷な話。そんな店員を尻目に、発券機で「特製煮干しそば」と「和え玉」を購入する。

入店すると、カウンター席が10席程度しかなく、カウンター奥の調理場で、3人の店員が慌ただしく調理してる。食券を渡して辺りを見渡すと、ほぼ満席状態です。『中華そば いずも』の店主は、恵比寿で有名な『おおぜき中華そば店』の出身である。最初、そんな有名なラーメン屋が在るんだなっと思ったら、以前に訪れてました。下の記事に載せたので、興味が有れば、読んでいただけると嬉しいです。

10分程度で着丼。スープはあっさりした色合いで、トッピングに、豚チャーシュー、鶏チャーシュー、岩のり、玉ねぎ、ナルトに味玉子と至ってシンプルなスタイル。先ずスープから一口頂く。煮干しの味が鮮明で、想像してたより、臭みも苦味もない。強いて言えば、魚介系スープと言うよりも、煮干しの出汁を頂いてる感じだろうか。

玉ねぎもさくさくした食感と、甘味があって旨い。岩のりも、煮干しの風味を増して、ナイスアシスト。2種類のチャーシュー、味玉子もとても旨い。これは行列が出来て当然と思いつつ、売る覚えの『おおぜき中華そば店』のらーめんとは、余りの違う煮干し系らーめんのスタイルに驚かされる。

麺は、やや堅めの細麺ストレートです。正直、数口で麺が無くなる程で、ガッツリで満腹系の私には物足りないボリューム感が無く、とても残念です。でも、安心してください。私には「和え玉」を注文してますから。

「和え玉」に手を付けようと、私は二つのミスを犯しました。一つ目は、「和え玉」=「替え玉」と勘違いしていた事。「和え玉」は、既にタレが付いていて、そのまま食べる事が出来るのです。何も知らない私は、スープが残った丼に、「和え玉」を全部ダイブ。「和え玉」本来の味を堪能する機会を失った。

二つ目は、「和え玉」の麺の量が300gと知らずに注文した事。何も知らない私は、麺を食べ尽くすのに一苦労しました。ちなみに、「和え玉ハーフ」も有りますので、適度な量を食べたい方は、こちらがオススメかもしれません。

満腹中枢神経が麻痺された状態で、店を後にする私。次回は、『中華そば いずも』で、一番人気「特製濃厚煮干しそば」と、「和え玉」の真の味に再挑戦したいと思う次第です。『中華そば いずも』の煮干し系らーめんの実力に酔いしれながら、帰路の着くであった。