買い物帰りにちょっと寄ってします、人形町『初音』

中央区,日本橋,食べ歩き

人形町は昔ながらの老舗と新しい文化というべき新参者がうまい具合に共存する街です。コレは住んでる本人が良く分かるのですが、安田不動産の方々の尽力がこう言う街作りに貢献してるのでしょうね。

人形町甘味処『初音』で一休み

買い物帰りにちょっと寄りたくなるのが、人形町に有る『初音』。創業天保8年って一体何時なのって?って、時代錯誤に陥る所ですが、天保8年は西暦1837年。天保の大飢饉が有名な年号で、飢饉で喘ぐ民の為に「大塩平八郎の乱」が勃発したのが、天保8年です。創業から180年近くも営業してるとは歴史のある御店。
店名の『初音』は、歌舞伎・義経千本桜に登場する源義経が静御前に託した由緒ある鼓『初音』から取ったとのこと。流石、勧進帳の銅像が有るだけのことは有ります。
クリーム白玉あんみつと小倉おしるこを注文したのですが、甘さも程よい塩梅で歴史を感じます。門構えからすると、ちょっと敷居が高そうな感じがしますが、入店すればフランクな雰囲気です。値段もそれほど高くなく1000円有れば十分な値段設定なので、もし興味がある方は、足を運んでいては如何でしょうか?