日本橋の穴場の天麩羅屋『てんぷら山の上 日本橋三越』

中央区,日本橋,食べ歩き

月イチで墓参りに訪れると、境内の傍で野良猫がのんびりと日向ぼっこをしながら、体のあちこちをペロペロと毛並みを揃える仕草を眺めてると癒やされます。思わず連れて帰りたくなるのですが、着の身着のまま過ごしてる猫にとってはとんだ迷惑でしょう!野良猫が減る一方の都会に置いては、ある意味こう言う風景は癒やしなのでしょう!!

ペロペロ毛繕い中

何観てるんだよう!!

それでも毛繕いに没頭中!!

日本橋の穴場の天麩羅屋
『てんぷら山の上 日本橋三越』

ツレと一緒にランチに行こうと思ったので、「何食べる?」とLINEを送ると返信が「この前話した天ぷらは?」と返ってきたので、自分は三ノ輪に有る天麩羅屋さんと思い込んで、「この冷蔵庫みたいに冷え込みが厳しいから外で並ぶのはキツイよ」と返したら、その御店でなく三越のと言われて思い出しました、1年前に話した「てんぷら山の上」でした。。。

御茶ノ水に有る『山の上ホテル』
文豪が執筆活動をする時に、よく籠るホテルで有名で直木賞作家が受賞後に『山の上ホテル』執筆するとヒットすると言われ、文豪に愛されてます。その中に有る『てんぷら山の上』は、食通家の池波正太郎も愛した天婦羅でエッセーにもよく登場します。御茶ノ水の駿河台まで足を運ぶには、三ノ輪まで足を運べない軟弱者には、この寒さでは億劫になり近場の『てんぷら山の上 日本橋三越』へ訪れるのでした。
最近の『てんぷら山の上』は、駿河台や日本橋三越以外に、六本木ミッドタウンにGINZASIXと店舗を構え、昔ながらの江戸前の味を広めてます。
『てんぷら山の上 日本橋三越』は、地下1階の食料売り場の一画に有り、ショーケースでは揚げたてのてんぷらを販売しており、イートインコーナーで天丼を食すことが出来ます。
店内はカウンター席3席、テーブル席が8席と席数は少なく、店内もかなり狭いですが、胡麻油の薫りが店内に漂って食欲を沸かせます。
とりあえず、ビールを呑みながらどの天丼を頼もうかと思案してましたが、こちらが「天丼」、ツレが「季節のおまかせ天丼」を注文。

天丼は、小海老3尾・キス・獅子唐・小かき揚げ。
おまかせ天丼は、小海老2尾・レンコン・南瓜・アスパラ・帆立とこちらの方が具だくさん!!
しかし、小かき揚げはスーパーで買う玉ねぎ、人参や桜えびばかりと違って、海老がこれでもかって言うくらいのボリュームの多さ。まさに海老かき揚げでした。天丼のお味も甘さ控え目で美味しいです。
おまかせ天丼も、旬の食材を使ってこちらの方が良いですね。実はこちらを頼みたかったのですが、ツレに取られましたw赤出汁も味が濃く天丼と合って美味しかったです。
ツレは「これだけ美味しいのに店内が狭いって、もっと大きくすれば御客さんも入って良いのに!」と言いましたが、食品売り場スペースでの営業には限度が有りますよね。それだけココは、ある意味穴場なのかもしれないです。ご婦人用に小天丼も有るので、そんなにガッツリ食べれない人で安心です。
上質の胡麻油を使用して揚げたてんぷらは、衣も滅茶苦茶薄く上品な味付けです。気軽に訪れるなら、『てんぷら山の上 日本橋三越』は本当に穴場かもしれないです。食して帰ろうとしたら、外では順番待ちしてましたが、その辺はご愛嬌で!!

天丼

季節のおまかせ天丼