一生モノのコート買っちゃった!!ルイジボレッリのチェスターコート!

アウター,インポート

今回で200回目の日記になります。良くも続いてるなって思うのが正直な感想です。ちりも積もれば山となると申しますが、1年ペースで100の書き込みなので、今年の目標は150くらいの書き込みを実現したいと思います。
そんな200回目の書き込みは、以前から欲しいと叫んでたコートが紆余曲折を経て購入した経緯を書きたいと思います。ちょっと大人買いしました(涙)

一生モノのコートを買っちゃった!
ルイジボレッリのチェスターコート
購入レポート!

さてと、年明けの新春セール、クリアランスセールと秋冬モノのセールが行われてますが、そんな中で一生モノのコートを探すべく御店を渡り歩くのですが、中々見つからないのが現実。自分の中でイメージする生地や色の基準を変えて探してみると、一生モノのコート『ルイジボレッリ ダブルチェスターコート』に出逢いました。

最初の出会いは11月中旬。
一生モノのコートを探しに都内の店舗を徘徊してると、ルイジボレッリのチェスターコートに出逢いました。早速コートを試着させて頂くと、対応した店員さん曰く、「こちらのコートのサイズ的にタイトな縫製になっており、ルイジボレッリのサイズは他のブランドと違ってワンランク上のサイズを試着することオススメします。」との事。
簡単に話せば、一般的にMサイズがサイズ44、46に当たりますが、ルイジボレッリはMサイズは48を試着してみるのが無難らしく、実際には肩の合わせは合ってるのですが、胸周りは若干余裕があります。体鍛えてる方なら丁度良いかもしれないです。こちらは胸板は厚く無いので、脇を絞って着るとと言う考えも有りましたが、最近の流行りはゆったり目に着こなすのが、流行りとの事。正直流行りはやりで服を着こなすのは嫌いですし、こちらは紺のシングルチェスターコートを探してたので、生地も良くて良いコートだなっ思いながらも試着後は購入せずに店を後にしました。今思えば、アノ時に袖を通したのが良かったのですが、、、
昨年の年末に、希望のコートに巡り会えずに今年は店じまいしようかと思いで、インポート系ショップをネットサーフィンしてると、有るサイトのプレセールに出された見覚えのあるチェスターコート、ルイジボレッリのダブルチェスターコートでした

ルイジボレッリに関しては、ちょくちょく日記に書いてるので、どんなブランドの説明はそちらを読んで頂きたいと思い割愛させてもらいます。



トータルブランドを目指す『ルイジボレッリ』のチェスターコートは豪華な生地と拘りと計算された縫製で仕上がったダブルチェスターコートです。

ボレッリの型番OW9001は、やや長めの着丈、広めのVゾーン、ゴージ位置が低いピークドラペル、 さらにはバックベルトが備わっているオーセンティックなスタイルのダブルチェスターなのですが、 下4つのボタン間隔が狭い「セミダブル」になっているので、ダブル特有の重苦しさがなく、 若々しいイメージでスタイリッシュに着こなせることが特徴です。クラシックな面構えに反して、 副資材を極力省いたやわらかい仕立てになっているので、身体に吸い付くようなフィット感と 軽く羽織るような着心地が得られます。ジャケットの上から着たときに最も美しく見えるように 計算された型紙(パターン)が秀逸で、スーツスタイルをよりいっそう引き立てます。使用されている生地は、エレガンスを体現したロロピアーナの最高級生地「BACTRIAN」です。
 イタリア服地業界のトップに君臨するLoro Piana(ロロピアーナ社)の「BACTRIAN」という 名称のキャメルビーバーになります。ベビーキャメルの中でも最高級とされる内モンゴルの アラシャン高原の選りすぐられたベビーキャメルのみを使い、通常よりも遅いスピードでじっくり 織り上げた後、起毛させて毛足を作り、同じ長さに刈り整え、プレスを施して毛足を寝かせたビーバーは、 カシミヤを彷彿させる独特なヌメリのある手触りで、シルクのような上品な光沢を湛えており、 圧倒的な高級感、ラグジュアリー感があります。目付け(1平方メートルの生地の重さ)は480グラム。 風(冷気)を通さず暖かいのはもちろん、通常のキャメルビーバーよりも打ち込みが強く、いい意味で ふわっとしていないので、表面が劣化しにくく、末永く付き合っていけることもポイントです。
”ルイジボレッリのホームページから引用”

平成25年に、ルイジボレッリ社は、日本のアパレル会社㈱エクシオ社とパートナーシップ契約を結び、当時は日本で唯一の直営店であるLUIGI BORRELLI TOKYOをオープンして以降、銀座三越、丸の内イセタンサローネにブースを設けるように拡大をしてます。㈱エクシオ社は、ルイジボレッリ社以外にもイタリア有名ブランド、タリアトーレ・ラルディーニ・ザネラート・アスペジ等と多くのブランドを扱っており、自社でも衣料品、服飾雑貨のインターネット通販事業も行ってます。
その通販サイトが『粋な着こなし』です。かなりインポートマニアには有名なサイトであり、男性雑誌でも衣類の紹介メッセに「粋な着こなし」提供と記載されてることもあります。

拘りばかりでは何も生まれない!!

紺のシングルチェスターコート、素材はカシミヤ生地でコート。この言葉を合言葉に色々と店舗、ネットショップを巡ってきましたが、自分のお財布の予算に有ったコートは見当たらなかったです。カルーゾのチェスターコートが2,3年前に新宿伊勢丹で販売してたとブログで拝見したので、今年も販売してるかと思い足を運びましたが、残念ながら取扱が無かったです。大好きなカルーゾならば大いに大収穫だったのですが、、、その他にもSHIPS、ユナイテッドアローズ等もカルーゾ扱いのある店は生地がウールなので、希望に合わずと巡れど巡れどと、くたびれ儲けの交通費ばかりの骨折り損の日々でした。
そんな諦めかけた時に、ネットで見たのが以前に手にした『ルイジボレッリのコート』でした。生地はカシミヤでは有りませんが、ベビーキャメルの生地。しかも生地の提供はロロ・ピアーナ社の最高ランク生地。色も紺で無く、明るめのキャメルです。シングルチェスターでなくダブルチェスターコートと、今思えば真逆のコートに行く着くのです。
競馬で例えるなら、最初の予想で馬券購入しようと発券機の前に立つのですが、購入寸前で予想を変えて購入したために、最初の予想通りに買えばと儲かったのにと思う感じの購入です。しかし、ルイジボレッリのコートはハズレどころか大当たりでした!!

購入の決め手は、
ドレスでもカジュアルも着れること!!

或る雑誌で「大人の男は上品なキャメルコートを持ってると、ホテル・飲食店等で粗末に扱われない」と言う文章と共に、外国人モデルが紺のスーツとコートを組み合わせて着こなしてる写真を見かけたことが有ります。当時の自分は「格好良いな」って思いながらも、「自分にはちょっと派手でないかな」と思ってた事が有りました。コートのカラーは定番はネイビー。冠婚葬祭・ビジネスシーン等に着こなしがしやすく、扱いやすい色柄です。しかし、よくよく考えると既にネイビー系のコートは二着有りますし、違った色柄のコートが有っても良い事に気付きます。
そう思えば、キャメル系ならカジュアルスタイルでも着こなしが出来ますし、実際にはデニム系のシャツを着ても遜色は無く、そういう事はGジャンの上に羽織っても可笑しくないのです。まさに灯台下暗し、派手と思って敬遠しがちな色が意外と扱いやすいことに気付きました。

ルイジボレッリのコートはどうなの?

最終的にネットでポチッと逝きましたが、ルイジボレッリのコートは、まさに一生モノのコートでした。
トータルブランドへと舵を切ったルイジボレッリは、シャツに合うジャケット、スーツを目指しながらブランド展開を果たしてますが、扱ってる生地を見ましても高級な生地を贅沢な仕様してます。まさに今回買ったコートもその一例でしょう。
何せロロ・ピアーナ社の最高級生地で縫製仕上げたコートです。それでもお安く購入が出来るのは、まだ日本ではルイジボレッリをシャツブランドとしては有名でも、トータルブランドとしては認知されてないのが原因でしょう。人気がないからルイジボレッリのコートは駄目でしょうか?答えはノーです
今のルイジボレッリは正直買いでしょ!!まさに巷のビットコインのように何時高騰しても可笑しくないスペックが宿ってます。

何故なら、ルイジボレッリが目指す世界キートンやアットリーニといったクラシコ最高峰のブランドです。

スーツやジャケットをメインに作るサルトリア(仕立て屋)ブランドがシャツやパンツなどを展開することは多々ありますが、シャツブランドがこのようにトータルブランドを目指していくことはそれほど多くありません。そのルイジボレッリのジャケットは、キートンの工場責任者をヘッドハンティングして作っていることもあり、キートンに迫る出来映えになっていると、ネットニュースでもオススメブランドに挙げられます。
今回のコートも、何年かすれば50万位なっても可笑しくないと思えば、まさに買い!!競馬の予想は外れることは有るかもしれないですが、ルイジボレッリは必ず大当たりになると思います。何故なら既にシャツブランドとして成功してるではないですか。

ルイジボレッリのジャケット・コートを店舗で見かけたら、一度手に取ってみて下さい。生地の肌触りは良く、着れば着心地が最高なのは分かるはずだと思いますよ。