夫婦が紡ぐアットホームな和バル！！浜町『森ッ田』
伊勢丹紳士ファション大市が５月１４日より始まり、例年２週間予定が今年は１週間短縮されての開催。インポートブランドは初日が在庫も豊富なので、仕事を休んで訪れたかったのですが、今回は午後からの参戦。
やはり午後からだと在庫が少ないですね。個人的な感想を先に言いますと、インポートブランドのブースも少なめで、お目当てのベルベストはセール対象外と残念な結果でした。イタリアブランドなどが何処に有るのか分からず、少し探すのも苦労しました。三越伊勢丹様は在庫を持たない戦略に切り替えてるので、掘り出し物も少なめに感じたのが正直な感想です。
買ったものは、少しづつ紹介できればと思います。
夫婦が紡ぐアットホームな和バル！！
浜町『森ッ田』
先ずビールと乾杯
清澄通りの明治座にほど近いファミリーマートの横路地に二軒気になってる飲食店が有るのですが、どちらもちょっと敷居が高そう。それでも店内が覗けてカジュアルな店構えの『森ッ田』に凄く興味を持ったので、ツレと一緒に訪れてみました。
『森ッ田』に訪れた時は店内は大繁盛でカウンター席に案内。
まず、生ビールで乾杯した後、何を頼もうかとメニューボートに目を走らすのですが、手書きで書かれてる上から朱字で補足されてその上からポスト・イットを貼ってメニューを付け足す気合のメニューボート。壁にも色々とオススメの一品料理を紹介したりと気合が入ってるアピールです。
そんな中でも『森ッ田』のオススメ料理はホヤ料理らしいのですが、ツレがホヤが苦手の為に注文を断念。
とりあえず、「旬のホタルイカ生ゆば添え」・「豚ナンコツ煮込み」・「わかさきの天ぷら」をお願いしました。
「旬のホタルイカ生ゆば添え」は上品な味付けと食感。正直な話、素材が良いのでホタルイカだけでも十分に楽しめると思うのですが、味の食感に変化を与えるのに、生ゆば添える発想が素晴らしいの一言。
「豚ナンコツ煮込み」は量が少なめですが、モツを煮込みに合わせるのでなく、軟骨で煮込むとは発想は素晴らしい。ゼラチンのような食感はお肌に栄養を与えてくれそうな予感で、とても美味しかったです。
「わかさきの天ぷら」は衣が若干厚いのが残念ですが、文句が有るなら天ぷら屋に行けよと思うので、その辺はご愛嬌。揚げ具合も絶妙で美味しかったです。
旬のホタルイカ生ゆば添え
豚ナンコツ煮込み
わかさきの天ぷら
飲みモノをビールから、こちらは日本酒に、ツレは自家製うめ梅サワーをチョイス。しかし、この自家製うめ梅サワーは絶品で、爽やかな甘味と梅の果実を風味が良くマッチして癖になるサワー。
日本酒も種類が豊富で、自分がチョイスしたのは広島の御酒「雨後の月」辛口ではないですが、フルティーな味わいでとても呑みやすいです。
石巻産の牡蠣を蒸したのを頂きましたが、肉汁が良くミネラル豊富で日本酒に良く合います。
個人的にイチオシが「塩で食べるカツオのたたき」。
藁で焼いたカツオを塩で頂くという今までにない味付けで提供。口に入れた香りが良く、アクセントにニンニクをカツオに添えてるのが面白く、皿の中心の薬味の玉ねぎと一緒に食べると美味しいです。酒が進みます。（笑）
調理場に目を向けると、慌ただしく男女二人が持ち場のパートを切り盛りして話を聞くと、夫婦で営業してるとの事。旦那さんは黙々と作業を進め、女将さんは愛想良くこまめに一卓一卓気を使います。
『森ッ田』の店内に有る装飾品の小物も可愛らしい物やユニーク物も配置して拘りの有るアットホームなな雰囲気は素晴らしいと思いますし、人形町の繁華街が飲み屋のメインなだけに、浜町にもこれだけのクオリティーの有る和バル『森ッ田』の存在は頼もしいです。
『森ッ田』の名物のホヤを食べたく思いますが、ツレは苦手なのでこっそりと訪れたいと思います。
自家製うめ梅サワー
日本酒 雨後の月
蒸し牡蠣（石巻直送）
塩で食べるカツオのたたき
