週1日しか営業しない幻の餃子専門店、池袋『東亭』

豊島区

10月13日、歴史は動いた!!日本ラクビー界の悲願だったワールドカップの決勝トーナメント進出。しかも予選リーグを4連勝でリーグ首位。ランキングも8位ランクアップされた。次戦は、前大会で「ラクビー史上の大番狂わせ」で勝った南アフリカ。今大会前に行われた練習試合は完敗したが、次戦の決勝トーナメントでは連勝の勢いで、南アフリカを打ち破って欲しいです。

週1日しか営業しない幻の餃子専門店!! 池袋『東亭』

9月某日の火曜日に、池袋駅に降り立つツレと拙僧。サンシャインシティ方面へとてくてく歩きながら、朝飯を抜いた身にはキツイ。それでも今回は気合を入れている二人なので、空腹でも我慢する次第です。何せ幻の御店に訪れるのだから、、、その名は餃子専門店『東亭』

食べログの美味しい餃子7選や「マツコの知らない世界」などなど、度々メディアに登場する餃子専門『東亭』。跡取りを取らないことから絶滅危惧店とまで呼ばれる『東亭』は、店主の体調を考えて火曜日しか営業をしない都内でも珍しい幻の餃子専門店でも有ります。しかも、火曜日が祝祭日ですと、その日は休みなのです。10月22日の即位の礼は定休日です。さてと、「火曜日しか営業しない御店なんて本当に美味いのでしょうか?」と疑い深い拙僧ですが、餃子大好きなツレを伴って、てくてく歩きながら、11時前に『東亭』に到着。

既に10数人も並んでるでないですか!!やはり皆さん考えることは同じらしく、訪れるからには一巡目で食べたいのですね。高齢者などは簡易椅子を持ち込んで、開店まで読書をしてる気合の入れよう。ちなみに、開店は11時半です。ふと思うのですが、雨の日だったら悲惨だようなって思うのですが、食べたい人にはそんなの関係ないかと直ぐに連想が断ち切れます。そんな考えを巡らせて列に並んでると、年配者が自転車でやって来る店前に駐輪する様子を見て、拙僧は店の人かと思えば、そのまま列に並ぶ。まさに地元に愛されてる餃子店なのですね。そのうちに列が長くなり、11時25分くらいには約50人位の列を形成し、今や今やオープンはまだかの熱狂に包まれながら、『東亭』はオープンするのです。

伝説のメニューボード

醤油と酢とラー油

スープ

白米

有名店の割には店内は お客様任せのゆるい感じ!!

一巡目で入店が出来た拙僧とツレですが、特に案内も無く自由に座って良いみたいで四人テーブルで座ってたら、特に相席を求められることもなく、優雅に4人テーブルを独占です。ツレに言わせると、有名店には珍しい御客様任せのゆるい感じの感想を述べました。確かに人気店はせわしなく回転率を求める感じ、ドンドン御客様を入れて、ご飯を食べたら出ていって下さいって感じの御店が多い中、『東亭』はある意味時間が止まった感じです。お茶もセルフですし、注文も自分から言いに行かないとスルーされます。(注文取らないのもある意味どうでしょうか?)逆を返せば、それだけ自由奔放な店でも有るということです。それが地元に愛され、餃子ファンに一目置かれる要因でも有るのでしょうか?

今回はツレの作戦で、「焼餃子定食」に単品で「水餃子」・「シューマイ」を注文し、お互いにシェアして食べる作戦です。火曜日しか営業しない『東亭』の餃子を食い尽くそうという作戦です。ちなみに、当日の通い慣れてそうな猛者たちは、「焼餃子定食」か、若しくは単品で注文する人が多かったです。

焼餃子

餃子がデカイです!!

お新香

東亭の餃子はジャンボ!! シューマイも昔ながらグリーンピースが!!

店内に入って、順番にテキパキと焼かれる餃子の香りは食欲が湧きますが、逆に言えば、拷問でも有ります(笑)。周りの人が美味しそうに餃子を頬張る姿を見ると、早く食べたい気持ちに駆られます。注文してから20分ほどでしょうか?まず初めにテーブルにやって来たのが「焼餃子定食」です。

先ずテーブルにやってきた焼餃子を見て、最初に思ったのは「デカイな」の一言。まさにジャンボ餃子ですね、ただよく話題になるジャンボよりも普通の餃子の1.5から2倍位でしょうか?手作り餃子なので大きく作ってるのかも知れないです。ただ焼き上がった焼餃子は皮が剥がれてしまって少し残念です。見た目が大きいですが、具はそれほど詰め込んでる量が少ないのか、皮が剥がれ易くなってるかも知れないです。具はニラやキャベツがぎっしり詰め込んでヘルシーで甘みを感じますね。皮が厚くてパリパリと焼き上がってます。

その後に登場したのが「水餃子」ですが、これはめちゃくちゃ美味しかったです。皮のモチモチ感と具の絡み具合。焼餃子と違って皮と具の空間がない為、歯応えが良く喉越しも良い。水餃子のスープも味がさっぱりしてます。ねぎのシャキシャキの歯応えとスープの喉越しも良いです。6個有った水餃子ですが、拙僧は美味しかったので4個も頂きました。ツレには申し訳なかったのですがw

ここで最後のシューマイが中々登場しないですよ!!注文忘れてるのかと、一瞬ヒヤヒヤしたのですが、水餃子と焼餃子が無くなる寸前で、やっと登場。テーブルに登場したシューマイは、昔ながらのシューマイでグリーンピースが載せらたジャンボシューマイ。ミートボールよりも大きく、食したら肉肉しい味わいで甘く味わいます。

個人的にはライスはもう一つ欲しかったですね。ただ、ツレが食べれなくなることを想定すると腹八分目で、この注文がベストだったのでしょう。お新香もさっぱりして箸休めにちょうど良く、ご飯も粘り気のあるので焼餃子とご飯とガッツリと口に運べます。周りが絶滅危惧店と騒ぐ理由が良くわかります。

まさに美味いの一言!!素晴らしいの一言!!

『東亭』の餃子とシューマイを食べ尽くして店を出ても、この味を求めて沢山の人々が並んでます。火曜しか営業してないからを抜きにしても、この味を求める衝動に駆られ、人々が並ぶ理由が納得しました。また火曜日の空いた日には訪れてみたいと思います。

水餃子

シューマイ

まだまだ客が並ぶ、幻の東亭

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