フィルメーザ、突然の訃報

一口馬主

競馬会は不祥事が続いてる。今度は厩務員らの不正受給が発生し、かなりの大規模である。そして驚くことに、これを主導した人物が某馬主と言うから驚きに耐えない。確かに馬主は絶対的な権力を持ってるので、厩務員などは逆らえない立場だから、言われるがままに書類にサインをするだろう。ある意味ブラックな職場だ。笠松の事件や緊急事態下の夜遊びとそのうち競馬が中止に追い込まれる事件が発生しないことを切に祈ります。

フィルメーザ、突然の訃報

ダート戦に転向後、骨折が判明したフィルメーザちゃんは茨城の育成牧場で療養中で、今年の明けに順調に完治し、美浦トレーニングへの復帰を目指して、トレーニングに邁進してたのですが、いきなり広尾サラブレッド倶楽部よりメールが届きました。内容は下記の通りです。
2021.02.09
今週より騎乗運動に移行していましたが、今朝、馬場にて放馬してしまい、厩舎に設置してあるトレッドミルに衝突。左後肢の繋ぎに裂傷を負ったことから、美浦トレセン診療所に緊急搬送されました。なお、各検査の結果、傷が深くにまで及んでおり、靭帯および屈腱の損傷と繋ぎ部分の骨折を確認。延命処置はかえって馬に可哀想ではないかとの獣医師の進言に基づき、やむなく安楽死の措置がとられましたのでご報告いたします。あまりにも突然の出来事に現実として受け入れられない状況ではありますが、今はただただ本馬の冥福を祈りあげるばかりです。なお、出資会員の皆様には、諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にて詳細をご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
「獣医師によれば、『競走能力喪失』との診断。何とか繁殖牝馬として残してあげたいところでしたが、『出血が激しいですし、仮に縫合手術や治療を進めていった場合であっても蹄葉炎になってしまう可能性が極めて高く、これ以上は馬に対して更なる苦痛と無理を強いる形になってしまう』との見解から、不運にもこのような残念な事態となってしまいました。まずは皆様に深くお詫び申し上げます。おそらくは馬がパニックに陥り、トレッドミルに挟まってさらに気が動転してしまったのだと思われます。今日こちらは風が強かったものですから、敏感な面が出てしまい、馬が驚いてしまうようなところもあったのかもしれません。急な悲しいお知らせとなってしまい、本当に申し訳ございませんでした」(小手川調教師)

まさかまさか突然の訃報に腰から崩れ落ちました。ストームハートの場合も育成中に牧場で大怪我しました。今回も骨折中の療養での放牧先での事故ですが、広尾サラブレッド倶楽部はこのようなケースが多く発生してるのが気になります。某競馬サイトでも話題になる程の事故は発生率は尋常ではないと思います。成長を促す外厩先での牧場で、死傷事故が発生することは、愛馬がターフで走る姿を楽しみにしてる出資者にとっては、ただただ悲痛な思いでしかなく、行き場のない怒りがこみ上げてくるばかりです。今後は広尾サラブレッド倶楽部には、このような事故が起きないように万全な対策を取り組んで貰いたいと思います。でないと、某競馬サイトで騒がれてるように出資の見直しが頻繁に起きるでしょう?

最後に、フィルメーザちゃんは2戦目で骨折して療養先で経過が良好だったのに、まさか牧場で事故に会うとは、治療もろくにしても貰えずに、痛みが凄くて苦しかったでしょうね。フィルメーザちゃんの安らかな冥福を祈るばかりです。