シブルロン、お前もか!!一口馬主初の競争中止

一口馬主

笠松競馬の不祥事問題から端を発し、某競馬予想サイトで過去の中央競馬関係者の馬券購入話が掲載中である。故人の方のエピソードは実名で、存命だと名前を伏しているが、書かれてるエピソードの内容を読んでると、大体この人ではないかと想像はつく。まあ、実際に調教師や騎手が知り合いの新聞記者を通して、馬券購入をした場合は、言うまでもなくアウトです。昔は中央競馬もユルかった証拠なのでしょうね。

シルブロン、お前もか!!一口馬主初の競争中止

12月に怒涛の出走ラッシュでしたが、前走のデビュー戦で3着と大健闘してくれたシルブロン君。左回りの東京競馬場から、右回りの中山競馬場に舞台を移し、初勝利を目指して芝2000mに出走しました。大本営(シルクレーシングクラブ)の発表は以下の通りです。

12/20(日)中山4R 2歳未勝利〔芝2,000m・18頭〕競走中止[6人気]
まずまずのスタートを切ると、中団に付けてレースを進めますが、向正面から徐々に後退していき、3コーナーで競走を中止しています。なお、2021年1月12日(火)以降の平地調教再審査が課されています。

愛馬が出走してるレースを観てる最中に異変が発生して、まさかの競走中止。
競馬では見かける光景では有りますが、自分が出資馬がレース中にずるずる後退しては、骨折したかと脳裏に浮かびましたが、現地に応援しにきてたファンが某競馬サイトに骨折した仕草が見られずに、歩様に問題は無く馬運車に自ら歩いて乗ったと状況を書き込んでくれたお陰で、シルブロンの安否にひとまず安心。では、次に競走中止の原因は心房細動を疑いましたが、正式なアナウンスはその日後午後5時のJRAの発表を待たないと、詳細は判明しません。不安が募る一方でしたが、シルクホースレーシングの対応は早かったです。大本営は稲垣調教師のコメントを直ぐに発表。以下の通りです。

稲垣幸雄調教師のコメント
「ご心配をお掛けすることとなってしまい申し訳ありません。元気(丸山元気騎手)は、『呼吸音がブーブー言っていて進んで行かなかったので、無理はさせませんでした』と話していました。調教ではそのような面は見られなかったのですが、検量室で他のジョッキーからも、『呼吸音がおかしかったね』と言われましたし、周りにも分かるくらいの音が出ていたようです。競馬場内の診療所で獣医に診てもらいましたが、歩様チェックでは特に問題はなかったですし、心臓に異常はなく、また鼻出血も見られませんでした。馬の様子もケロッとした感じで元気もあって、全身を隈なく診てもらいましたが、とりあえず大きな異常はないということで、その点ではホッとしました。ただ、前進気勢が不足しているということで、平地調教再審査を課されてしまいました。この後は、トレセンに戻ってから何かしらの症状が表に出てくる可能性もあるので、まずはよく状態を確認させていただきたいと思います」

シルブロンはいつから豚になったのでしょう!!鼻ぺちゃの我が家のワンコと違って、面長の馬がブーブーと唸り声をあげるとは。幸いにも鼻出血は発症しておらずに、呼吸が乱れて競走中止になった理由が不明です。喉鳴りも一瞬考えましたが、そんな症状を示すコメントも記載されたないので、ここは気管に軽度な炎症が発症した前向きな気持ちで次走に期待したいです。競走中止の理由が曖昧なためにJRAから制裁として、平地調教再審査が課せられました。タイムオーバーと違って出走禁止期間が設けられてないのですが、気管の治療も有るので、ここはノーザンファーム天栄へ放牧。

稲垣幸雄調教師のコメント
「先週はご心配をお掛けしてしまい、改めて申し訳ありませんでした。全休日明けの昨日は曳き運動だけに止め、今朝は跨って軽めに動かしてみましたが、やはり馬体に異常は感じられません。これといった要因が見当たらないのはモヤモヤしますが、もしかすると気持ちが悪い方に向いてしまったのかもしれません。この後は心身ともにリフレッシュさせた方が良いでしょうし、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただき、次回帰厩時に平地調教再審査を受ける予定です」

重度の外傷も病気もないので、ゆっくり治療をして次走で未勝利脱出を目指して欲しいシルブロンくんです。