メリディアン、骨折明けの復帰戦へ

一口馬主

ロードサラブレッドクラブの唯一のうま娘、メリディアンちゃんですが、前回の札幌競馬で再出走を目指すなか悲報が届きました。大本営の発表は以下の通りです

メリディアン、骨折明けの復帰戦へ

ロードサラブレッドクラブの唯一のうま娘、メリディアンちゃんですが、札幌競馬で再出走を目指すなか悲報が届きました。大本営の発表は以下の通りです。

メリディアンちゃんは、レース後の歩様に幾らか違和感が認められ、レントゲン検査を受けたところ右前脚の骨折で全治3ヶ月の診断が下されました。今後は7月2日(金)に三石・ケイアイファームへ移動して夏以降の戦列復帰へ向けて不安箇所の治療に努めることになりました。

坂口調教師のコメント「歩様がコトコトと。繰り返して検査を行なったところ、右膝の骨折・・・との診断でした。多少の休養は必要ながら、本当に軽症と言えるレベル。3ヶ月を待たずに復帰も可能かも知れませんね」

前走、掲示板を外したのは骨折の影響なのでしょうか。順調なら函館競馬場へ転戦予定だっただけに、ここでの怪我は痛いですが、軽症とのコメントなので無理せずに治療に専念して欲しいです。正直、この時期の骨折は痛いのですが、起こってしまった事を嘆いても始まらない。ロードでの唯一の出資馬ですし、怪我を治して早くターフに戻って欲しいと思います。その後の経過も順調のようで、復帰も早くになりそうな予感のコメントが日々届いてきました。

三石・ケイアイファームスタッフのコメント「元々の歩様がそこまで良くないタイプながら、骨折の影響を受けて一層スムーズさを欠く感じ。月内は大人しく過ごすパターンを続ける可能性が高いと思います。従って、餌の量や種類も調整。リラックスを心掛けながら完治を目指しましょう」

三石・ケイアイファームスタッフのコメント「前回の報告時との比較で外見上は大きく変わった印象を受けず、どの場面でも穏やかな表情を浮かべて過ごしているのは何よりです。不安を抱える右前脚膝の熱感が落ち着いて来たのは何より。先はまだ長いものの、順当な過程を辿っています」

そして遂にメリディアンちゃんは、10月20日(水)に栗東トレセンへ帰厩しました。ひとまずは1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めるとのこと。大本営の発表は以下の通りです。

坂口調教師のコメント(2021年10月20日)「千葉へ移ってからも順調にペースアップが叶った模様。ケイアイファームの担当者と意見を交わし、受け入れ準備の整った10月20日(水)にトレセンへ戻しました。骨折療養後と言う点も留意。21日(木)より跨り始め、現状の仕上がり具合を確かめましょう」

怪我をすると、長期離脱で影が薄くなる存在では有りますが、メリディアンちゃんは何とか復帰に漕ぎ着けました。でも、正直、1着から1秒以上も離されてのゴールの為に、レースでは掲示板の順位を上げることが出来るかは微妙のように思えてきました。来年には引退の歳にもなるので、ここは復帰戦に向けて万全な体調で迎えて欲しいと思います。