昇級2戦目1番人気も4着、シルブロン

一口馬主

菊花賞はタイトルホルダーが勝利し、クラシック最後の一冠を手にした。今思えば父・ドゥラメンテは怪我の為に菊花賞に未出走。もし出走してれば三冠馬になっていたかもしれない父の無念を、息子が見事に晴らしてくれました。今年ドゥラメンテは急逝したので、出走する産駒が少ないですが、産駒の活躍に注目です。

昇級2戦目1番人気も4着、シルブロン

10/24(日)東京7R3歳上1勝クラス〔芝1,800m・9頭〕で施行されたレースに置いて、シルブロンくんは1番人気の支持を集めるも結果は4着。五分のスタートから、岩田騎手の積極的な先行策で、3番手を取ります。直線に入ってからもしぶとく脚を使い逃げ馬を捉えるも後方から迫ってきた馬に負けて、昇級2戦目も前走と同じく4着で終えています。大本営の発表は以下の通りです。

稲垣幸雄調教師のコメント(2021年10月24日)「パドックではチャカチャカしていましたが、返し馬では先出しを行ったことでレースへ向かうまでの精神面は特に問題無かったですね。スタンドでも鼻が鳴っているような音は聞こえませんでした。岩田騎手には気を抜かせないように走らせて欲しいとリクエストしていて、位置取りに関しては特に希望は伝えていなかったのですが、前半ある程度出してポジションを確保しに行ったことで、直線では少し末脚がジリジリとなってしまいましたね。岩田騎手も『切れで勝負するよりは長く脚を使うタイプみたいなので、勝ち馬くらいのところで脚を溜めても良かったかもしれないです』と話していましたが、今日は結果的に差しが決まる形だっただけですし、展開が向かない中でよく頑張っていたと思いますよ。それに、今日は少頭数ながらメンバーも揃っていましたからね。また、レース中の鼻の状態についてジョッキーに聞いてみましたが『特に鼻が鳴っている感じは無くて、道中も乗り易かったですし、何ら不安はありませんでしたよ』と話していましたので、こちらに関しては何事も無くて良かったです。個人的には前走やや消化不良だったとは言え、新潟よりも今回の東京の方が適性はあるのかなと感じましたし、そうなると中2週で同条件の番組がありますから、そこへ向かいたくなる気持ちはあるものの、体質的にまだしっかりとしていない馬なので、トレセンへ戻ってからどれくらい今日のダメージが出るかよく確認した上でどうするか検討したいと考えています」

1番人気を集めながらの4着は、悔しいの一言です。今までと違ってスタート直後に、足を使って先頭集団に躍り出たシルブロンくん。後方からレースを進めて差してきた馬が1~3着を独占するレール内容の中でも、先行した馬の中ではシルブロンの4着は立派な内容だったが、どうも展開が合わなかったレースに思えます。今まで通りに後方から末脚勝負ならば、もしかして勝ってたかもと思うと、正直欲しいレースでした。『特に鼻が鳴っている感じは無くて、道中も乗り易かったですし、何ら不安はありませんでしたよ』との岩田騎手のコメントも出てたので、中2週で同じ条件戦が有るのならば、個人的には再度チャレンジして貰いたいです。その反面、身体がしっかり出来上がってないシルブロンくんにとっては、馬第一優先で思いも有ります。一口馬主としては気が気でないですが、取りあえずシルブロンくんに怪我なく戻ってきたので、何よりです。次回に再度期待したいと思います。