ロードカナロアの血と友道調教師に期待、パーフェクトトリビュート2017

今季のセレクトセールも当歳、1歳のセリは無事に終了。昨年の売上を大幅に更新し、ノーザンファーム産馬の100%完売と言う圧倒的な実力を見せつけたセリ市場ですが、大物馬主で有名な金子真人氏が1歳馬のセリで億超えの落札を見せ、11億もの爆買いをして話題を呼んだが、当歳のセリでは一変控え目のセリに参加せずに様子見ムードが漂った。昨今の金子氏はセリでは余り参加せずに様子見ムードが流れる中で、今回の爆買いは競馬界にどのような影響をもたらすか、注目の的で有ります。

ロードカナロアの血と友道調教師に期待 パーフェクトトリビュート2017

毎度まいどマイドの事ですが、時をかなり戻しましょう!!

ロードサラブレッドオーナーズに2頭も出資し、他にも良い競走馬が居ないかとカタログをペラペラと捲ってると、やはりディープインパクトやキングカメハメハとクラッシック競走で活躍する名種牡馬の名前がずらりと並んでます。自分も欲しいなと思うのですが、正直値段的に手が出ないです、トホホ、、、。

ロードサラブレッドオーナーズと言えばロードカナロアを輩出し、今では父キングカメハメハを抜く勢いで名種牡馬の道を駆け上がってます。成績=価値の上昇にシビやな世界の生産牧場では、2019年度よりロードカナロアの種付け料が、1500万円へと跳ね上がりました。まさに私の年収よりもメチャクチャ過ぎる高値。

来季からキングカメハメハは種牡馬生活を引退し、ディープインパクトも怪我の治療を終えて戻ってくる予定ですが、何か有れば、実質ナンバーワンはロードカナロアになり、これからの競馬界を牽引していく名種牡馬になるでしょう。

そう思えば、今高値で取引されてるディープインパクト産やキングカメハメハ産に出資するよりも、まだ高額の種付け料が反映されてないロードカナロアに出資するほうが懸命に思え、カタログを捲りながら見つけたのが、パーフェクトトリビュート2017でした。

ロードカナロアバブルに沸くロードサラブレッドオーナーズ

種牡馬の権利を持つことが世界を一新させると言いますが、ロードカナロアを輩出したロードサラブレッドオーナーズへ二匹目のドジョウを求めるのと加入者が増加したのは自然の流れですが、現在は成績が悪く社台系グループに大きく差を付けられてる現状です。(他のクラブ法人も同じですが)

ただロードサラブレッドオーナーズはロードカナロアよるシンジケートを組んだことで、莫大な資金が入った事が事実であり、今後は施設整備にお金をつぎ込むことも予想され、ロードサラブレッドオーナーズ主催の牧場ツアーの懇親会に参加した人のブログを拝見させて頂くと、懇親会の発言により、栗東の近くに外厩施設を建設する計画を進行してるとのこと。この施設が出来れば、育成などの面でも大幅な向上が見込めるため、競走馬の成績に直結することが想定されます。

ロードサラブレッドオーナーズは、かの有名な競走馬でロードカナロアを輩出したクラブ法人。今では競走成績以上に種牡馬成績もアーモンドアイ等の大物競走馬を輩出し、ディープインパクトの次に種馬料が高いと言う実績を上げるほどです。何度も繰り返しますが、ディープインパクトの種付けが中止し、キングカメハメハが引退した現在に置いては、実質ナンバーワンの地位に有ります。

そんな高騰が予想されるロードカナロア産駒の競走馬に出資出来るメリットが、ロードサラブレッドオーナーズには有り、二匹目のドジョウを狙うのも良いかもしれません。ただロードカナロア産に出資すれば、儲かると思うのは安易な考えなので吟味する必要が有ります。そこで基準に用いるのは、金額でなく調教師にしようと結論に至りました。

名調教師、友道康夫調教師!!

日本競馬界において数多くの名調教師が居ます。日本の調教師の世界は定年制を設けており、名馬の育成で名を馳せた名調教師の方々は引退が迫ってる現状の中、日本競馬界に於いて今後を牽引していく調教師と言えば、『友道康夫調教師』の名が先に上がるのでは無いでしょうか?日本タービーを二度も制してる名調教師であり、セレクトセールで高額で競り落とされた競走馬を預かる大物馬主からも信頼が厚い人物です。

そんな名調教師が預かるのが、パーフェクトトリビュート2017。

初めたばかりなので、ビキナーズラックでこの馬って訳で、名馬に巡り会える強運も持ってないのです。そうすれば、「クラブ法人が期待を込めて名調教師に預ける競走馬に出資するのが、一番良い結果では」と思って出資しました。

ロードサラブレッドオーナーズのコメントも、さほど悪い印象を受けなかったのも一因でも有ります。ちなみに、ロードサラブレッドオーナーズは一ヶ月に2回も更新して頂けるので、結構コメントは参考になり個人的には愛馬の現状が分かり、有り難いです。

○2019.01.15(スタッフコメント)
「年が明けてからはコンスタントにハロン17、18秒のキャンターを交えています。1ヵ月前に比べると身体を使えるように変わった点を評価。根を詰めるとピリピリして来そうな雰囲気を持つだけに、普段から十分に気を付けながら取り組みたいです」12月下旬測定の馬体重は431kg。

○2019.01.30(スタッフコメント)
「引き続き、上々のフットワークで登坂。以前より触れている通りにハッキリ主張するタイプながら、走行時のコントロールは至ってスムーズです。この気持ちの強さを実戦で生かせるように育てたいところ。現状において課題は特に見当たりません」

○2019.02.15(スタッフコメント)
「ここまでは計画に沿って進行。18-18をコンスタントに消化する過程で若干ピリピリして来たとは言え、今のところは飼い葉食いも安定。フットワークにはなかなか良いモノを持っており、気性面に十分な注意を払いながら大事に作り込みたいです」1月下旬測定の馬体重は431kg。

○2019.02.28(スタッフコメント)
「競走馬名は<メリディアン:Meridian 人生などの絶頂、全盛期>に決定しました。引き続き、順調そのもの。現状はどちらかと言うとパワフルな走りを見せているだけに、ダートの舞台でも能力を発揮してくれるかも知れません。ハロン16秒程度までスピードアップを図ってもスイスイと登坂。近日中にもう一段階速めましょう」

夏は北海道で過ごし、秋に本格始動のメリディアン

早生まれの馬の方が優位かと思ってる拙僧にとって、4月生まれのメリディアンは発育が、他の出資馬よりも遅いのかと思ったのですが、やはりクラブ法人も名調教師に預けるには、ちゃんとした状態で預けたいと思ってる様子が見受けられますし、人気の名調教師ですから馬房も空いていないのでしょう。

○2019.05.30(スタッフコメント)
「ゴーサインを送った際はこちらの要求通りに反応できています。ただ、もう少しグッと来るところが欲しい印象。現状の走りに力強さが備わると評価は上がるでしょう。騎乗時にも素直で従順。ちょっとは自己主張する部分が出ても構わないはずです」

○2019.06.14(スタッフコメント)
「計画に沿ってメニューをこなしており、この馬なりには順調に運んでいる感じ。ただ、攻めた翌日に疲れが残り易い面を考慮すると、更に鍛え込んで逞しさを増すべきでしょう。真夏の入厩はできる限り避ける方針。初秋の移動が濃厚だと思います」5月下旬測定の馬体重は445kg。

○2019.06.28(スタッフコメント)
「この中間もペースを落とさずに日々の稽古へ臨んでいます。今のところは耐えているものの、現在のパターンでは走りも飼い葉もギリギリ・・・と言った雰囲気。少し前に千葉の分場へ向かった同期に比べると成長途上で、もう少しは慣れが必要でしょう」

メリディアンのコメントが辛辣な雰囲気も漂いますが、牝馬なので精神面はデリケートなのかもしれないです。先に栗東に入ったフレーヴォも環境の変化で精神的に気難しくなってる様子のコメントも拝見したので、ここは順調に北海道で過ごし、秋に向けて本格始動に期待したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました