真夏に最適ジャケット、バグッダ「シアサッカー・シャツジャケット」
コロナのせいで外出する機会が滅法減った私にとっては、街中をお洒落して闊歩することは皆無で有り、緊急事態宣言のせいでステイホームの日々へと変貌し、去年に買った服等は箪笥の肥やしと化してます。特にサングラスは、コロナ感染予防のマスクのお陰で、使用度はゼロです。何の為に買ったのか、分からず仕舞いです。衣料店もシャッターを閉める日々が続くので、ファッション業界は倒産が相次ぐでしょう。さてと、コロナに対する愚痴を言っても始まらないので、今回はネットで見つけて思わずポチっと逝った春夏の定番、シアサッカー・シャツジャケット。
真夏に最適ジャケット、バグッダ「シアサッカー・シャツジャケット」
Bagutta(バグッタ)とは
1976年ヴィットーリオ＆ランバード夫妻が発表したシャツブランド、バグッタ。ブランドがスタートして間もなくの1978年には、ジョルジオアルマーニのシャツづくりを手がけ、その後多くの有名ブランドの製品を手掛けるようになりました。
品質と上品かつ洗練されたデザインで現在では年間130万着ものシャツを製造し、送り出しています。元々シャツを専業とする中堅でしたが、あのマリオ・ステファノ・マラン氏をディレクターに迎えブランドを刷新しました。今業界を賑わせているイタリア出身のシャツブランドです。日本ではカジュアルシャツで有名ですが、近年ミリタリーやリネン素材のシャツジャケットを展開し、店頭に並ぶ注目のシャツブランドです。
シャツジャケットの定番といえば、シアサッカー？
シアサッカーといえば、日本では「サッカー」「しじら織り」とも言われている夏向けの定番生地。「シア」という言葉は、ペルシア語で「薄い、透き通る」といった意味を持つ。また、ミルクと砂糖を意味するshīr va shakkarに由来しているとも言われている。たて糸にある間隔をもたせて張った部分とたるませた部分を交互に配して織り上げ、その際に生じた凹凸状の波打ったしじらが立体感を演出してくれると同時に、肌への接地面積を少なくしてくれるため清涼感を与えてくれる。交互にシワが出る素材のため、ストライプやチェック柄と組み合わせてよりシワ感を際立たせたデザインが多い。現在では、化学処理や収縮度の異なる糸を組み合わせてシアサッカー生地を織り上げる場合もある。元々はインド産の柔らかい亜麻布が一般的であったが、現在はコットンがメインストリームに。化学繊維などを用いたシアサッカー生地も存在する。
シャツ用の軽いシアサッカー生地で作ったシャツジャケットは夏の時期は多く販売してます。インポートブランドでは、大まかにラルディーニなどのスーツ系ブランドと、バグッタのシャツ系ブランドの二極化で展開している。カーディガンのような感覚でサラッと羽織れるのが良いところで、ちょっと出掛けるときのお供としても最適。テーラードではあるものの身体にピッタリというよりは、ストンと落ちたシルエットなのでカジュアルアイテムとも合わせやすい。どちらのブランドが秀でてるかと優劣をつけるのは難しいが、初心者としてシャツ系の方がお安く購入出来るので良いのではないでしょうか。とまれ、安く購入するからと言って、レベルの低いシャツジャケットではありません。ちなみに、某ファッションサイトで、今回購入したバグッタのシャツジャケットは紹介される実力なので、安心して購入した。
楽天サイトで名古屋のインポートセレクトショップ「GRANDPERE(グランドペル)」で偶然に見つけて、思わずポチっとお買い上げしました。色もネイビーでコーディネートしやすく、カジュアル風にカットソーやポロシャツで軽快に街を闊歩出来るので、とても重宝します。おまけに専用ハンガーも付きで、お得感が大盛りです。
シアサッカーの最大の特徴といえば”しじら”。シワが特徴な素材ながら、スタイリングに取り入れると爽やかな印象を演出してくれる。また、シワが元々ある素材のため洗濯後のアイロンプレスでシワを伸ばす作業も不要。一般的にはコットン素材をメインに用いているケースが多いため速乾性も高く、肌触りもサラッとしていて着心地も爽やかだ。デメリットとして挙げられるのは、洗濯による色落ちと縮み。これからの夏シーズンはヘビーユース必至なアイテムでもあるため、洗濯する際には商品タグに書かれた注意事項に従って適切なケアを行い長持ちさせたいところです。
梅雨の多い日本は、湿度が高くジメジメした肌の感触が不快に感じる季節には、ジャケットを着込むは難しいですが、シアサッカージャケットだと、薄くて蒸し暑さは感じません。シャツジャケットよりのお洒落なテラードジャケット造りなのです。ポロシャツ、カットソーの上に羽織るだけでも、雰囲気がガラリと変わって大人の艶が増します。良い買い物が出来たと、とても満足してます。
