谷根千へ猫を求めてぶらり途中下車!(後編)

旅行、観光、日帰り散策

やなか銀座に到着!!地域猫が会えると言う触れ込みが多くサイトで賑わってますが、実際は保護猫になったり、去勢したりと猫の数は大幅に減って、都会の猫のオアシスから一転猫に中々会えない街へと変貌しました。ちなみに、ネズミの数が大幅に増えたとの噂も!!

前回までのあらすじ!!

肉のサトー

それでも、やなか銀座は猫グッズがたくさん取り揃ってます。その他にも、お惣菜屋・スイーツ店・和菓子屋、何故かトルコ料理らしき御店まで色々と有りますが、ちょっと立ち寄ったのは「肉のサトー」です。数々の芸能人が訪れた痕跡の色紙などが多数が店先に掲げられてます。
人気商品はメンチカツです。下町フードですね~!!
ただ、味わってみましたが、ごく普通のメンチでした。肉の割合が多く、国産牛を使ってるみたいです。下町で値段を考えれば、過度の期待は禁物と言うことです。

「肉のサトー」

噂のメンチカツ

谷中霊園で猫を探すのですが、一匹も会えずに!!
ここでも何故か外国人に会うのですよね!後で調べてみたら、谷根千は外国人にとっては人気スポットだったのです。入館料やアトラクションにお金を払わずに、昔の東京の風景や雰囲気を味わうことが出来るスポット。谷根千には偉人のお墓などの寺院が多く、根津神社の千本鳥居を代表するように観光資源も多く点在してます。古民家を改築したテナントなどが、昔と今をつなぐ感覚が外国人には魅力の街なのでしょう。特に欧米人とすれ違ったのは、その辺からなのでしょう。

谷中ビヤホール

谷中霊園を抜けて、上野桜木の袋小路の一角に昭和13年に建てられた古民家を改築して、小さなビアホール。「谷中ビアホール」がそこに有ります。複合商業地域で色んな店舗が営業してますが、こちらのビアホールは世界各国のクラフトビールと、「谷中ビアホール」の為に醸造された『谷中ビール』。そして土鍋を使った料理で舌鼓を打つと、宴会コースの土鍋コースも用意してます。緩くジャズが流れる店内は外国人スタッフも居る為、やはりここも外国人の観光客が多く訪れています。でも、外国人の方は一杯呑んで直ぐに出るのですね!!

テイスティングセット

焼きバター枝豆

「谷中ビール」は薫りと麦芽の味わいが有る日本のクラフトビール、ピルスナーの原点に戻った丁寧に醸造した「アウグスラガー」、それらのビールにシロップを加えたジンジャービール。色んなビールをテイスティングが出来るセットを注文して、ビールと言えば、おつまみの枝豆は、土鍋から作り出した枝豆です。枝豆をツマミながらのビールの飲み比べをすると、昼間から飲むってちょっと幸せな気分に、ほろ酔いです(笑)値段設定は少し高めですが、気分を味わうには最高の御店だと思います。

居酒屋『いづみや』

日暮里駅から1分と言う絶好な立地にぽつんと看板を出してる居酒屋『いづみや』。まさに、下町の大衆居酒屋の雰囲気をぷんぷんに漂っていて、東京のアンダーグラウンドって感じの居酒屋です。埼玉県大宮に本店が有るのですが、直ぐ傍に支店2号店があるそうです。こちらが支店1号店なのですかね。5時前に店内に入ると、カウンター席に満席です。テーブル席に通されて、壁に掛かってるメニューを見るのですが、値段設定が安い。いやいや、価格設定がちょっと変わってます。カキフライ・アジフライ・イカフライ・串かつが同じ値段設定?これって何でなの?鮪のぶつよりもハムエッグの方が値段が高いのは何故?見れば見るほど、下町の大衆酒場のカオスにハマっていきそうですが、お互いに生ビール(600円)を注文!!出てきた、ジョッキがデカイ!おお~男前ビールかと思うくらいの大ジョッキ!!普通の生の2倍では?と思う量に、続くレモンハイも同じ量!!既に二杯でかなり酔っ払いました。

生ビール

レモンハイ

ツマミは「レバー」「鮪のぶつ」「お新香」と色々とお願いしました。ボリュームが有るかと言えば普通ですが、どれも美味しく頂きました。壁に貼られてるメニューを見ていて、スゴく気になったので「生姜焼き」をお願いしました。豚の生姜焼きで肉の量は少ないですが、家庭の味で美味しいです。ちなみに、お手洗いを借りようとしてたら、鍵が掛かっていて入れず。しかし、どう見ても中に人が入ってる気配が無いので、店員に言ってみると、ドライバーを持ち出して鍵を開けるではないですが!!中に入ると、人が通れるほどの窓が開いてる。色々と想像してしまいますが。日本人にとっては昔の昭和を感じさせる雰囲気で、とても良かったです。
ディープな昭和を味たい方は、一度訪れて見ては如何でしょうか?

レバー

鮪のぶつ

お新香

生姜焼き

谷中に猫は居るのか?

今回の目的は、『谷根千に猫は居るのか?』です。
ネットでは、保護猫や去勢をすることで猫の数は大幅に減少をしてるそうで、ネットの書き込みではネズミが増えてるとも有りました。実際に谷根千を歩いてみて、昭和の雰囲気が漂う街中は外国人が多く訪れるのも納得です。しかし、歩いてみて、やなか銀座や谷中霊園などには猫の姿を確認することは出来ませんでしたが、周辺に数匹の猫は確認したので、最後の会った猫の写メで今回は締めくくりたいと思います。
この猫達が住みやすく、幸せに過ごせる事を祈りたいと思います。