宝くじ当選者続出!金運開運『酒列磯前神社』

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今年の5月はとにかく暑いの一言!!
この調子だと、夏はもっと暑いのかと連想する気温の上昇ですが、逆に夏は冷夏って事も有り得そうな予感。まあ、鰻の稚魚は少ないらしく、今年も来年も値段は高騰して手が出せない食べ物になりそうです。

宝くじ当選者続出!金運開運
『酒列磯前神社』

『酒列磯前神社』の由来は?

「日本文徳天皇実録」によると、斉衡(さいこう)3年(856年)に常陸国鹿島郡の大洗磯前に神が現れたとされてます。

ー 有る夜、製塩業の者が海に光るものを見た。次の日、海辺に2つの奇妙な石があった。両方とも一尺ほどだった。さらに次の日には200あまりの小石が怪石の周りに侍坐(じざ)するように出現した。怪石は彩色が派手で、僧侶の姿をしていた。神霊は人に依って「われは大巳貴命(おおなもち)・少彦名命(すくなひこなのみこと)である。昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」と託宣した ー

「日本文徳天皇実録」斉衡3年12月戊戌条より抜粋

大巳貴命とは、「古事記」「日本書紀」に登場する日本神話の神です。別名では国津神の代表的な神であり、出雲大社の祭神で有ります。
少彦名命とは、波の彼方から来訪して大巳貴命の国造りを行う時に協力した神。国作りが終えると、常世の国へと渡り去ると言う逸話有ります。

上記の日本の国作りを行った神々が舞い戻った土地として、2社で対の宮として「大洗磯前神社」(大巳貴命)と「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」(少彦名命)を創建しました。857年には官社となり、同じ年の10月には「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。927年には延喜式神明帳にも記載され社となったのですが、その後に襲った戦乱により社殿は消失し長らく廃れ果てますが、江戸時代に入り水戸藩主徳川光圀・徳川綱條により再興を果たし、現在の地に鎮座しました。

二ノ鳥居

南国風の可愛い顔した狛犬

静寂の中の常緑広葉樹林は圧巻!!

大鳥居を潜って拝殿まで参道は、国内でも希少な常緑広葉樹林を茂る長さ300m。静寂とちょっと寒さを感じる境内までの参道は、太陽の陽を受けながら参道まで歩く他の神社とは違う趣があります。昔は灯籠が並んでたらしいですが、現在は灯籠の土台だけのみが多く、ちょっと残念です。

この参道の両側に茂る常緑広葉樹は、樹齢300年以上のオオバイボタ・ヤブツバキ、スダジイ、ヒサカキなどが生育しています。ジャングルのような茂る常緑広葉樹は、国内でも希少な場所で、神秘の参道がお参りに来た人々の邪気を祓うのかもしれないです。

この樹林は訪れる価値はアリです!

高台から観る海は綺麗です

『酒列磯前神社』の御利益

参道の神秘から解き放った境内は、まさに日差しをいっぱいに浴びた拝殿が目に飛び込んできます。細長い参道から正方形状の境内は、スッキリとした印象を受け、気持ちまでスッキリとした感じになるのは私だけでしょうか?(笑)

拝殿の屋根下に飾られた彫刻は、日照東照宮御造営後の左甚五郎(ひだりじんごろう)作の『りすとぶどう』と伝わってます。彫刻好きな人には堪らない作品でしょう!

大洗磯前神社』と同じく本殿は見えない形式の造りになってますが、ちらりと狛犬が見えるのですが、とてもカラフルな色の狛犬です。

主神の少彦名命は、医療と医薬の神様として有名です。その為に、御利益は病気平癒・健康長寿という健康にまつわるものが多く、その他には家内安全・商売繁盛などの御利益も併せ持ってます。
健康不安を感じたり、元気がでないなどの不安を感じたらお参りに来たほうが良いでしょう!!

拝殿

本殿

『りすとぶどう』

祈祷で強運を授けて、宝くじ当選者続出!

酒列磯前神社』は、近年『大洗磯前神社』と違った御利益として開運・金運としても注目を浴びてます。お参りした後に、宝くじを購入したら高額当選をした方々が多数。噂を聞きつけて関東一円から酒列磯前神社に参拝する人が後を絶えないようです。特に大安吉日等の多くの人々で賑わうとのことです。

参拝後に、社殿でおみくじを購入して、その後に二ノ鳥居の側にある石亀像を撫でることで、御利益があるそうです。
境内では、願掛けのお礼として、色んな奉納物が建立されたり奉納品が飾られてます。宝くじを当てたい人には、まさに日本有数のパワースポットです。

尚、酒列磯前神社と大洗磯前神社は、2社で1つの信仰を形成する対の宮となってるため、2つ一緒に参拝した方が御利益もアップするでしょう!!

追伸:私事ですが、参拝後に知人と麻雀する機会が有ったのですが、その時に国士無双(役満)をアガることが出来ました。これも参拝効果かも( ̄ー ̄)ニヤリ

石亀を撫でると幸運が!!

高額当選者のお礼の奉納品の数々